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台湾で見つけた球技「板彈球」
台湾で購入してきた板彈球一式
今年1月、筆者は台湾へ旅行に行ってきた。台湾南部の都市・高雄(カオシュン)から、さらに南東へバスで約60分、屏東(ピントン)という小さな街だ。
台湾の人々は朝から活気に満ちあふれている。日の出と共に、ホテル近くにある大きな公園には人が集まりだし、思い思いにダンスやスポーツ、ヨガなどを楽しむ姿を見ることができる。そんな公園の中を散策している時に、ふと見慣れたスポーツが目に飛び込んできた。……が、どうも筆者が知っているソレとは微妙に違う。それが「板彈球」だ。
「板彈球」はその名から想像できる通り、球を板で弾くスポーツ。筆者が最初遠目で見たときには羽の付いた球を打ち合っているので、バドミントンをやっているのかと思ったのだが、プレイヤーが握っているラケットが違う。サイズ、デザインどちらを見ても卓球のラケットに非常に似ているのだ。
しかし、そのラケットをよく見せてもらうと、ラバーが貼られていなかったり、グリップ部分の作りが違っていたりして、似て非なるモノ。卓球のラケット風羽子板、という表現が一番シックリくるだろうか。ちなみに打ち合っていたモノも、バドミントンと羽子板の羽を足して2で割ったようなデザインだ。
複数の球技をいいとこ取り(?)した板彈球だが、これが一度体験してみるとなかなかハードなスポーツだ。バドミントンや羽子板は「そ~れっ」という掛け声と共に放物線を描くように緩く打ち合うイメージがあるが、対して板彈球は慣れてくるとスマッシュをスマッシュで打ち返すといったスピーディーかつ白熱したバトルへと展開していく。
筆者が見る限りでは決して打ち損じさせるのではなく、的確に返しやすい場所にスマッシュを打ち込み合い、ラリーを続けていくのがプレイスタイルのように見えた。卓球のように一瞬の判断力、瞬発力も要求されるスポーツだが、慣れてしまうと意外とスンナリと打てるようになるところが面白い。数日も練習を重ねると、多少のラリーができるくらいにまで上達することができた。
筆者は台湾に滞在している5日間、毎朝7時になるとせっせと公園に通い、日本から同行した仲間や、現地の方と板彈球を楽しんでしまった。滞在日数がわずか数日であったことや、語学力の低さによって細かいルールを聞いたり調べたりできなかったのは残念だが、購入してきた板彈球セットで、日本でも白熱したラリーを繰り広げていきたい。
ラケットの形状は卓球、打つ面が板のままな点は羽子板に似ている
羽もバドミントンと羽子板を足して2で割ったような感じ
板彈球を教えてくれたお店の方。慣れない我々の相手をしているのでやさしく打ってくれているが、慣れてくるとスマッシュの打ち合いになっていく
公園内の一角で販売されていた
品名
購入価格
購入場所
板彈球
(ラケット2本と羽、専用ケースのセット)
800元(約2,600円)
阿猴城板彈球推廣中心
(屏東の公園の一角)
(古宮 創)
2005/03/25 11:02
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