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「気」を感じる、カンフー・キッズのCDスタンド
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「気」をテーマに作られたアジア発のインテリアグッズ
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今、アジア、特に「中国のポップアート」が熱いらしい。旧時代から新世紀にまたたく間に脱皮しようとしている中国のスピード感溢れるイメージと、巨大な西洋の資本主義との正面クラッシュがその大きなテーマだ。筆者の場合、数百万円から一千万円近くもするようなポップアートにはとても手が届かないが、お小遣い程度で買えて、小さな満足感の得られるアジアのインテリア製品には以前から注目している。
従来このジャンルの製品でもっとも多かったのが米国製のチープなジョークグッズや文具だったが、昨今はそれを抜く勢いでアジアのインテリア製品や文具が国内の販売店でも幅を効かせ始めている。本連載でも、以前ご紹介したタイのデザイングループ「プロバガンダ」などがその代表例だろう。
中国で今最もエキサイティングな街、上海では、地元のデザイングループはまださほど目立った動きはないものの、長い間西洋との接点であった香港から起爆剤になりそうなグループが進出してきている。「DESIGNEXT」(デザインネクスト)はそんな香港グループの1つだ。「KUNG FU KIDS」というシリーズ名を冠して、筆者の購入したCDスタンドや、デスクトップ・クロック、フォトスタンド、ブックエンド、ペンスタンド等の文具マーケットに積極的に進出している。
新興ブランドがブランドとして定着するには多くのものが必要だが、まずはなんらかのファンシーなキャッチフレーズが必要だ。そのあたりもDESIGNEXT社は心得ている。欧米人、日本人にも同じように通じる「気」という漢字一字を極めてうまく扱い、DESIGNEXT社の取り扱うすべてのプロダクトに付ける小さなタグに印刷している。「気」は、ある時は力強く、ある時はデリケートな心のパワーを表わしている。
筆者が購入したKUNG FU KIDSのCDスタンドは、リビングにあるB&O社のCDプレーヤーに常時セットしているCD 6枚の空ジャケット専用にして活用している。比較的リーズナブルな価格なので、日本国内に輸入されても売れるだろう。
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スケールはミニだが、なぜか躍動感を感じるカンフーキッズ
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フォトスタンドなど、数種類の文具が発売されている
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製品名 |
価格 |
購入場所 |
KUNG FU KIDS CDスタンド |
日本円で約3,600円 |
上海 セントレジス・ホテルのショップ |
(ゼロ・ハリ)
2005/03/02 10:53
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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