|
|
 |
たかがイヤホン、されどイヤホン。米Shure社の「E2c」
|
 |
 |

|
ワックスガードを貼り付けた人工臓器のようなE2cとフレックスイヤパッド
|
技術革新が一段落した商品は、部品が共通化されて低価格化されるのは世の常だ。そんな中、生き残りと他社との差別化を考える企業は、ピンキリ商品の絶対値幅を広げる戦略に積極的に参加し始めている。問題は、バブル期によく言われ、現在では死語となりつつある「プライスパフォーマンス」を何によってどこまで持ち上げられるかということに尽きるだろう。
商品のピンキリ絶対値の拡大は、アクセサリーや腕時計、クルマの世界だけではなく、オーディオの世界でもまた同じだ。糸電話のような無線機に毛の生えたラジオからスタートしたオーディオ世界は、その後、人間の耳に聴こえるリアリティある音の完全再現を目標に、音楽再生のメカニズムを、いくつかの実現要素に分解し、各要素をデジタル技術とアナログ技術の実現と組み合わせにより、少しずつ進歩を遂げてきた。
高品質携帯オーディオの分野では、「耳の中での音楽再生」に大きなフォーカスが当たる時代となり、一般コンシューマとプロフェッショナルユーザーとの差が縮まった感がある。これにより、従来プロフェッショナルだけにフォーカスを絞っていた海外系企業でも、商品をリブランドあるいはリネームするなど、一般市場でも受け入れられるような努力を重ねてきている。
米Shure社のイヤホン「Eシリーズ」も、そうした商品を代表するシリーズだ。採用しているサウンド再生のテクノロジーにより、E2cからE5cまで3モデルがラインナップされ、日本国内でも輸入販売されているが、ピンのE5cとキリのE2cでは約5倍もの価格差がある。
こうした場合、筆者の選択方法はいつも同じだ。経験上、同一シリーズで商品が複数個ある場合、一番下か一番上の商品を選んでおくと後悔が少ない。iPod miniの2倍という高価格で、デュアルドライバユニットによる2Way方式を採用した高品質サウンドのE5cにも強烈に惹かれたが、今回は多少荒削りではあるが、ソリッドでアタック感の強いE2cに決定した。プレミアムな商品の購入に際しては、昂ぶった購買意欲の中で、高いが故の“プレミアムな魅力”を、現在の懐具合などとも照らし合わせつつ、冷静に検証することが重要だ。しかし、何カ月か先、筆者がE5cを買っていないという保証はどこにもない。それくらい気になるサウンドであることは確かだ。
|
密閉度の高いフォームイヤパッド(3種類)、装着の容易なフレックスイヤパッド(3種類)、耳垢などの汚れのイヤホン内部への進入を防ぐワックスガード10個などが同梱されている。定期的に交換するといい音で長く聞ける
|
|
|
携帯に便利なジッパード・キャリングケース(セミハード)が標準で付く
|
キャリングケースには、1.6メートルのケーブルをうまく巻いて収納できる
|
製品名 |
価格 |
購入場所 |
BARCODE |
Shure社 Eシリーズ「E2c」 |
9,800円 |
Web通販 |
■ URL
Eシリーズ製品情報(米Shure、英文)
http://www.shure.com/earphones/eseries_comparison.asp
「E2c」製品情報(米Shure、英文)
http://www.shure.com/earphones/eseries_e2c.asp
(ゼロ・ハリ)
2005/02/23 10:59
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|