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非対応端末も平型コネクタで使えるBluetoothヘッドセット
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「DR-BT1KF」のパッケージ。筆者はオンラインショップで探し、18,000円で購入した
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昨年、道交法改正で注目を集めたハンズフリー環境。耳元にイヤホンマイクを付けているドライバーを見かけることもかなり増えてきた。
ただ、実際に運転してみると、ケータイとイヤホンマイクをつなぐケーブルがどうしてもジャマになる。ポケットからタバコやガムを取り出そうとしたとき、オーディオやカーナビを操作しようとしたときなど、とにかくいろんなシチュエーションでケーブルがジャマになる。マニュアル車などを運転しようものなら、シフトチェンジのときにケーブルを引っかけてしまうなんてことも……。
そこで考えるのがワイヤレス環境を実現するBluetooth。昨年は久しぶりにBluetooth対応端末が各社から登場した。ざっと数えてみると、NTTドコモからは「F900iT」の1機種、auからは「W21T」と「A5504T」の2機種、ボーダフォンからは年末から順次、発売されている3G端末のうち、「902SH」「802SH」「802SE」「702NK」の4機種と、合計7機種のBluetooth対応端末が登場した。ただ、昨年発売された端末全体から見れば、まだ対応端末はごく一部で、「ワイヤレスにはしたいけど、自分の欲しいケータイはBluetooth搭載じゃないし……」という声も多い。
そんなユーザーにおすすめなのが、ソニーの販売するワイヤレスイヤーセット「DR-BT1KF」だ。本製品は、Bluetoothを利用したワイヤレスヘッドセットだが、Bluetooth対応端末をターゲットにしたものではなく、非対応端末でワイヤレス通話を可能にする商品だ。
「DR-BT1KF」にはBluetoothヘッドセットに、平型コネクタの付いたBluetoothイヤーセットアダプター(ベースユニット)が付属しており、アダプターのケーブルを端末のイヤホンマイク端子に接続するだけで、ワイヤレス通話が実現できるのだ。ヘッドセットとイヤーセットアダプターは出荷時にペアリングされているため、充電さえすれば、すぐにでもBluetoothヘッドセットが利用できるわけだ。
また、「DR-BT1KF」がもうひとつ優れているのは、BluetoothイヤーセットとBluetoothイヤーセットアダプターを合体させ、いっしょに充電できるという点だ。しかもパッケージにはクルマのエアコンの吹き出し口などに接続できるカーアタッチメントが付属しているため、普段は合体した状態でクルマの中に置いておき、必要なときにBluetoothイヤーセットを外して使うというスタイルで活用できる。ただし、パッケージに付属する充電器は、家庭用コンセントに接続するACアダプター(DC4.5V/500mA)なので、車内で充電したいときは市販のDC/ACインバータを利用する必要がある。気になる使用可能時間は別表の通り。通常の利用であれば、それほど不満を感じることもなさそうだ。
Bluetoothヘッドセットでワイヤレス通話をしたいけど、Bluetooth対応端末じゃないユーザーは試す価値のある商品だ。
満充電時の使用可能時間
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Bluetoothイヤーセット (ヘッドセット) |
Bluetoothイヤーセットアダプター (ベースユニット) |
連続通話 |
最大420分 |
最大300分 |
連続待受 |
最大160時間 |
最大100時間 |
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パッケージに含まれるBluetoothイヤーセット(右)、Bluetoothイヤーセットアダプター(中央)、カーアタッチメント(左)。Bluetoothイヤーセットの先端部は非常に柔らかいゴム製。カーアタッチメントにはエアコン吹き出し口に固定するフックも含まれる
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BluetoothイヤーセットとBluetoothイヤーセットアダプターを合体させ、ケーブルをSO506iCに接続。Bluetoothイヤーセットを外せば、すぐにワイヤレス通話ができる
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品名 |
発売元 |
希望小売価格 |
DR-BT1KF |
ソニー |
25,200円 |
■ URL
「DR-BT1KF」製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/mobilephone/mobilephone/acc/index.cfm?PD=19137&KM=DR-BT1KF
(法林岳之)
2005/01/17 11:01
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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