|
|
 |
109キーボードに表計算・関数キーが加わった「楽らくキーボード」
|
 |
 |

|
楽らくキーボード(SCKB01)。白のモデルもラインナップされている
|
職場や自宅など、一人で複数のパソコンを使うことはいまどき珍しくもないが、キーボードの違いを意識せずに複数のパソコンを使いこなす行為は、個人の「慣れ」に頼るだけではなかなか難しいように思う。
たとえば、職場ではWindowsキー付の109キーボードを使っているが、自宅ではたくさんのホットキーが付属した拡張キーボードを使っていたとする。ある日仕事を終え、自宅に帰って拡張キーボードに向かうと、右Ctrlを押したつもりが下方向の矢印キーを押していたり、ホットキーが使えるのにわざわざマウスで操作してしまったり、ということがたびたび起こる。
筆者は、中途半端に配列が似ているキーボードよりも、全く異なるキーボードを使っている場合のほうが、きちんと使い分けられるのだが、できるだけ同配列のキーボードで入力環境を統一することを望む方も少なくないだろう。
今回紹介する日本語122キーボード「楽らくキーボード(SCKB01)」は、標準的な109キーボードのキー配置はほぼそのままに、13個の入力支援キーを追加したモデルだ。本製品の面白いところは、109キーボードで空白となっている位置にキーを追加しつつ、109キーボードよりコンパクトな本体サイズを実現していることにある。サードパーティ製の巨大な拡張キーボードのように、キーボードの上段横一列にわたってホットキーを並べたり、オリジナルのキー配列を崩したりということをせず、あくまで109キーボードの配置とサイズにこだわっているのが最大の特徴だ。
具体的には、テンキー部分の左側タテ1列に「$」「\」「00」といった通貨入力キー、上部に関数関連のキーが追加されている。左にキーが1列増えていながら、テンキー部分は標準的なキー配列のままなので、109キーボードと併用する場合でも違和感なく操作できる。カット・コピー・ペーストといったショートカット用の入力支援キーを備えながら、Windows標準のドライバでカンタンに利用できる点もポイントだ。109キーボードからの買い替えや併用にはピッタリの仕様と言えるだろう。
本機に装備された入力支援キーは主に表計算や関数絡みなので、業務で表計算ソフトを利用する機会が多い方や、経理・会計部門でお仕事をされている方に便利と言えるだろう。若干おとなしめのメンブレンのキータッチは好みが分かれるところだが、一人で複数のパソコンを使っていて、「自宅と会社でキーの配列が違うのはイヤだ」という方には、ぜひお試しいただきたい一品だ。
|
|
09キーボード(上)との比較。省スペースとはいえ、キーピッチも18mmと、標準的なキーボードとまったく変わらない
|
赤枠で囲った部分が入力支援キー。109キーボードのキー配置を極力変えずに、スキ間に割り込むように配置されている
|
品名 |
発売元 |
購入価格 |
楽らくキーボード(SCKB01) |
サイズ |
3,129円 |
■ URL
製品情報
http://www.scythe.co.jp/input-device/20031216-101626.html
(kizuki)
2005/01/11 11:02
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|