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ミッキーマウスのピック (c) Disney Enterprises, Inc. |
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BIG-WEST CREATIONの金属ピック |
ここしばらくのパソコン業界は、スケルトンやトランスルーセントなどのスケスケ系が流行だ。ミーハーなパソコン業界と異なり、楽器業界では一時期、スケルトンやアクリル系のエレキギターやアンプが出現したが、残念ながら全く普及しなかった。実質的に売れ筋は、圧倒的にトラディショナルで堅実なフェンダー、ギブソン系のオールディーズなモデルだ。ずっと地味だったパソコン業界には過去何十年に渡るフラストレーションが鬱積しているのだろう。長年に渡り、つねにデザインや格好良さの観点からの評価にさらされてきたエレキギターなどの楽器では、逆にユーザーが求めるのは「大人のクールさ」や「伝統の渋さ」になっている。
パソコンと同じく楽器にも小さなアクセサリーが付き物で、ギター大好きの筆者も楽器屋さんに出かけると、必要もなくギターピックやその他のアクセサリー小物を衝動買いしてしまう。一時期、日本に押し寄せたキャラクターグッズの波は楽器業界にもその影響を与え、今でもミッキーマウスのギターピックなどが売られている。またパソコン業界でもアルミニウムやジュラルミンの金属素材で作られたAT互換機のケースや、モバイルパソコンでマグネシウムやチタンにこだわる人種がいるように、楽器業界でも、素材にこだわる人間が多い。ただ楽器は強度を上げるのがその最終目的ではなく、いかに自分の理想に近い音を出すか、というところに終始する。ステンレス素材や、ブラスのピックもそういう着想で考えられたこだわりグッズなのだろう。衝動買いでゲットした2種類の金属ピックだが、アンプのチューンとの組み合わせで、うねるようなワイルドなサウンドから、シャッキーンとしたブライトな西海岸サウンドまで、それなりに聞こえるから素晴らしい。
品名 |
発売元 |
価格 |
販売場所 |
ビンテージ・コミックアート・ギターピック |
PICKBOY |
680円(5枚セット) |
銀座山野楽器4F |
金属ピック |
BIG-WEST CREATION |
各200円~300円 |
(ゼロ・ハリ)
2000/08/24 00:00
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