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巨大ダイヤモンドは「時間稼ぎのキーアイテム」になれるか?
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単体で写すと少し大きめのダイヤモンドという感じだ
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太古の昔から現代まで、一般的に、女性の好きな宝石の定番は相変わらず高価な「ダイヤモンド」であるらしい。中には「ハートが大事で宝石なんて……」という嬉しいことを言ってくれる女性もたまにはいるが、そのまま真に受けていいかどうかは微妙だ。「気持ちだけで……」なんて言われると、かえって、世の男性は「さあ、どうする?」という決断を迫られた気持ちになるのではないだろうか。
結婚の形も多様化しつつあるが、それでも、誰もが「婚約指輪は給料の3カ月分」というフレーズを一度は耳にしたことがあるだろう。仮に月給30万円のサラリーマンの場合、なんと100万円近いダイヤモンドになるわけだ。しかし、最近の調査では、婚約指輪の購入金額の平均は実際には40万円前後であるらしい。とはいえ、40万円も普通のサラリーマンにとっては決して小さな金額ではない。
この世の中、お金があれば解決する問題も多いが、なければそれなりに工夫を凝らすことが必要となる。1カラットのダイヤが予算的にとうてい無理でも、ウイットの感覚とほんの少し普通より口先がなめらかなら、数百分の1くらいの予算で、しばらくの時間稼ぎは可能かもしれない。
筆者がよくステーショナリーを見にいく渋谷パルコの地下1階に、その巨大ダイヤモンドはインパクトのある存在感をもって輝いていた。以前、本連載でご紹介した10カラットのダイヤモンド指輪付きキーホルダーを大きく陵駕するそのサイズと迫力は、その場の空気や話題をすべてかっさらうに必要十分な条件を備えているように思える。
夫婦や、交際中の彼女と2人でテレビを見ている時に流される、深夜のダイヤモンドのコマーシャルはそれなりに迷惑なインパクトがあり、男にとっては寝たフリ以外に回避策が立たないというシチュエーションも多々あるのではないだろうか。そうした場合にこの巨大ダイヤモンドがうまく使えるのではないかと、売り場で目にしたとき閃いたのだ。
もっとも、突然始まる気まずい沈黙の圧力に負け、「そうそう、このあいだコレ買ったんだけど、本物までの間、飾っておいて……」などとジョークで差し出した巨大ダイヤモンドで始まった対話の終着点が、小さなダイヤモンドが時刻の数だけ付いたブルガリの腕時計に落ち着いた――なんてことのないように、タイミングと口先には細心の注意が必要だ。やはり、「沈黙は金、雄弁は銀」かもしれない。
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カーボンファイバー製のThinkPadも重量でたわみ気味
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右から本物の1カラット、10カラットキーホルダー、?カラットの巨大ダイヤモンド
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
750ct (750カラット) |
2,500円前後 |
渋谷パルコ地下1階 |
■ URL
渋谷パルコ
http://www.parco-shibuya.com/
扱っているWebショップ「Northernline」
http://www.rakuten.co.jp/n-l/105388/207882/
(ゼロ・ハリ)
2004/12/21 11:42
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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