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年賀状に写真をプリント 「インクジェット紙光沢年賀葉書」
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今年から試行販売される「インクジェット紙光沢年賀葉書」。光沢の印刷面の色が表面と若干異なる
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家族の集合写真など写真付きの年賀状を送っている方も多いだろう。従来なら写真のネガを用意し写真屋で裏面が印画紙になった年賀状に焼き付けてくれる。写真だけ用意すればあとは既定のカットや文面を組み合わせてできあがりというパターンだった。
しかし、デジタルカメラとパソコンが普及し、そこそこの写真がプリンタで印刷できる現在、写真付き年賀状も自分で作ってみたいと思うだろう。すでにハガキサイズの写真光沢紙は市販されているが、年賀状は“お年玉付き年賀はがき”ではなくなってしまう。また、従来からある通常のインクジェット紙タイプの年賀はがきでは、きれいな写真画質は望めない。
そこで、今シーズンは日本郵政公社がこんな新製品を出してくれた。関東・東京・南関東支社(つまり1都7県)限定の発売となるが、「インクジェット紙光沢年賀葉書」が試行販売された。試行といっても、販売枚数は1億枚で11月下旬現在では、まだ郵便局の窓口で購入可能。値段は通常より15円アップの65円だ。
実際にエプソンの「PM-G800」で印字してみると、通常の光沢紙と同様のクオリティで印刷できた。これなら写真画質のオリジナル年賀状が簡単に作成でき、届く相手にも自分の年賀状だけサイズが異なったり、“お年玉”の抽選に参加できないというデメリットもない。光沢年賀葉書だけ買っておけば、仕事納めの後のギリギリになって年賀状を作成しても写真画質の年賀状が作成できてしまう!
今回、試行販売された光沢紙は65円と少し高め。光沢紙のポストカードが1枚あたり10円を切っているので、来シーズンはもう少し安くしてほしいところ。
また、光沢紙ということで購入時には注意が必要だ。筆者が購入した郵便局では光沢面に指紋をつけないようにフチを持って丁寧にポリ袋に入れてくれたが。通常のはがきのように枚数を数えられると指紋がベッタリだ。せっかくの写真年賀状に指紋が付かないように注意したい。
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はがきを印字面で移してみると、光沢の度合いがおわかりいただけるだろうか
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早速、筆者の年賀状を刷ってみた。わかりにくいが、写真画質で印字できている
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
インクジェット紙光沢年賀葉書 |
日本郵政公社(関東・東京・南関東支社限定) |
1枚65円 |
■ 日本郵政公社 平成17年用の年賀葉書及び年賀切手の発行について
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/hagaki/nenga_hakko/2005/hakko.html
(江須田)
2004/12/02 11:13
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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