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チキチキパケット激レース 「テレッパー」
当たり前だが、電波が飛んでいる様子を見ることはできない。従来の回線交換式接続であると、電話が回線に接続しているかどうかという点はわかりやすいのであるが、iモードなどのパケット通信では接続しているかどうか良くわからない。となると、回線交換式での接続のように「45秒経過、そろそろ1分、早く切らないと課金がっ!」とドキドキすることもなく「どーせやり取りしたデータ分だけ金が取られるシィ」とダラダラとしてしまう。そうしてダラダラ通信すると、パケット代がココでは口が裂けてもいえない額になる。
イカンではないか。
そんなわけで電波が飛んでいる様子を感じてくれる「テレッパー」を導入した。
テレッパーは携帯電話の800MHzの電波に反応して歩くロボットである。ぶっちゃけてしまえば、以前紹介した
レシーバー ロボ
と同じなのだが、まぁ、こちらの方が圧倒的に安いしシンプルで扱いやすく、そしてかわいい。で、どうするかというと。まず、紙の上にスタート位置を描き、そこにテレッパーをセットする。そしてiモードをして、何歩、歩いたかを測定し、パケット量の目安にする。完璧、これならダラダラiモードをやることもない。
実験。まずメール問い合わせで
8歩
。次にメニューリスト表示で
8歩
。切断操作でも
8歩
、斜向かいに座るY野さんがiモードしても
8歩
……ぬぬ、これってもしかして、パケット量によらず、回線に接続するたびに8歩、歩くのか……? 音声通話する場合も歩きつづけることなく、最初に8歩だけ歩いてそこで止まる。電波の量によらず、新たに接続が始まった瞬間だけ8歩、歩くのか……ダダダ、ダメぢゃ?ん。これじゃ何やっても8歩じゃーん。待てよ。パケット通信はデータをやり取りする瞬間だけ断続的に接続し、電波を飛ばす。と、いうことは、8歩、歩いた後にもパケット通信が続いていれば、新たに回線が繋がったとテレッパーが勘違いして、再び歩き出すはず。そうだ、これを利用すれば、ワンアクションでテレッパーを歩きまくらせることが可能っ! よし、Web経由で個人で使っているプロバイダAT&Tのメールを読んでやるっ! それも、TSUTAYA OnlineのPC向けメールマガジン(相当長い)! 行けっ! テレッパー! よし、8歩突破、16歩でも止まらないっ! まだパケット通信が続いているぞっ! なななな、なんと32歩っ! 新記録だっ!
今日の教訓「本末転倒。こういうことをやるからパケット代が増えるんです」
品名
発売元
価格
購入場所
テレッパー
伸美
1980円
東急ハンズ渋谷店
(白根 雅彦)
2000/07/28 00:00
ケータイ Watchホームページ
ケータイWatch編集部
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