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いつでも定量評価 「ポストスケール」

 2つのモノの重さを比べるとき、左右の手でそれらを持ち「んーん? こっちのほうが微妙に重いかな」とかやることがある。しかし最近のケータイというものは、重さの差なんてせいぜい10グラム。そんなもん、いつも右手でしているために(ナニをかは秘密)左右の手の筋力が違う人にとって重さの差を感じ取ることなど不可能。だいいち、手に持って比較する、なんていう定量的でない測定方法は理工系の人間から見ると非常に気持ちが悪い。そこでいつでも自分のケータイの重さを量れるように「ポストスケール」を持ち歩きたい。

 これは携帯できる秤である。対象をクリップに挟んで吊るすことで重さを量ることができる。郵便料金を計算するために郵便物の重さを量るための製品だ。これがなかなかの精度で、50gまでは1g単位で測定することができる。デスクに転がっていたニュースリリースを量ってみた。だいたい44g。つづいて電子天秤でも量ってみた。やはり44g。う~ん、完璧。こんなに持ち運びしやすいのに1g単位で測定できるとはっ! と、思ったが、このポストスケール、構造上、より重いものの計測精度が落ちる。50~60gには5gおきにしか目盛りがついていない。それどころか60g以上だと10gおきだ。これだと……70g前後のケータイを量るのには、向かないなぁ。

今日の教訓「っていうか、そこまでして量る必要あるのか>ケータイ」

品名 販売元 価格 購入場所
ポストスケール 山佐時計計器 500円 東急ハンズ渋谷店



(白根 雅彦)
2000/07/18 00:00

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