|
|
 |
キー入力を極めるなら! 「タッチタイピングキーボード」
|
 |
 |

|
パッと見たところ標準的なPS/2仕様の109キーボード
|
キーボードのタッチタイピングはできますか?という質問に対して「もちろん!」と答える人は多いだろう。しかし、100%完璧にできますか? という質問になると、そのうち何割かの方が「う~ん、ちょっと」と口ごもってしまうのではなかろうか。筆者もその一人で、普通の文字入力はまったく問題ないのに、アルファベットや記号類が入ってくると少々おぼつかなくなるクチである。
そんなタッチタイピングの上達を目的とした専用キーボードが、エレコムから発売されている。タッチタイピングキーボード「TK-P09FELG」がそれだ。キー配列は普通の109キーボードと同様だが、秘密はそのキーの形状にある。それぞれのキートップが指を置きやすい向きにねじれており、どの指がどのキーを押すかが指先で容易に判別できるのだ。また「Y」「H」「N」といったセンターのキーが凸型になっているため、ホームポジションを間違えることもない。このキーボードでの打鍵に慣れてしまえば、普通の109キーボードに移行した際、正確にタッチタイピングできる、というわけである。
タッチタイピングの正確さをアップしたい人にオススメの本製品だが、初めてパソコンに触れるお子さん向けのキーボードとしても良さげだ。世間では子供向けと称した独自配列のキーボードも発売されているが、いずれ学校などで標準配列のキーボードを使っていくことを考えると、独自配列のキーボードに慣れてしまうのはあまりよろしくない。子供の手には多少大きいものの、本製品のような標準的なキー配列のキーボードを用い、正確なキーポジションを身につけておいたほうがよいだろう。
キー配置や形状についてばかり述べたが、キーボードとしては標準的なPS/2仕様のメンブレインタイプで、打鍵感も悪くない。タッチタイピングの習得を目的に購入し、身についた後は予備のキーボードとして使用するのも悪くないだろう。
実は本製品はすでに生産完了品となっており、実質的に店頭在庫限りとなっている。興味がある人は、見かけ次第購入しておいたほうがよさそうだ。
|
|
キーのアップ。「F」「J」のキーはホームポジションを強調したバンプ形状
|
センターにある「Y」「H」「N」のキーだけが隆起しており、ホームポジションを確認しやすい
|
品名 |
発売元 |
購入価格 |
タッチタイピングPS/2キーボード「TK-P09FELG」 |
エレコム |
2,310円 |
■ URL
製品情報
http://www2.elecom.co.jp/products/TK-P09FELG.html
(後藤 重治)
2004/10/20 11:09
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|