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海外旅行、困った時の変圧器 カシムラの「TI-352」
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変圧器のコンセントの左横には黄色LEDがあり、通電中に光るようになっている。電源ケーブルの長さは約42cm
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先日海外旅行に行ってきた。行き先は香港である。もちろんノートパソコンを持っていくのだが、筆者の所有する「Let's note R1N」には光学ドライブの類が付いていない。しかし今回はアジアンポップスのCDを買って「手持ちのMP3プレーヤーに転送して聴く」ということを目的の1つにしたため、外付けタイプの光学ドライブを用意していくことにした。
旅行前日に、中古のポータブルDVD/CD-RWドライブを手に入れたのはよいのだが、家に帰って気が付いたのは、このドライブのACアダプタが100V専用ということだった。ノートパソコンのほうはワールドワイド対応が当たり前なので、外付ドライブもそうであろうとすっかり思いこんでいたのである。持っていくために買ったにもかかわらず、現地で使えないのはあまりに情けないので、成田空港で変圧器を購入することにした。外付けドライブの消費電力が10W程度と小さいため量販店で2,000円台後半で買える小型の変圧器で用が足り、追加で買っても財布はそれほど痛まないだろうという判断もあった。
香港の電源電圧は240Vで、プラグの形も日本とは異なる。その辺の知識を押さえて成田空港内の電化製品の店を見たところ、今回取り上げるカシムラの「TI-352」が一番安価で十分な性能を持っており、無事香港旅行へと旅立ったのだった。
「変圧器と言えば重いもの」というイメージがあったのだが、この製品は対応する電力が小さいためか、重さが300gと予想よりも軽く、旅行カバンに入れても負担が増えた感じはしなかった。注意しなければいけないと思ったのは、「TO-352」の入力は220V~240Vにのみ対応していてワールドワイド対応ではないという点と、プラグの形が香港では合わないということだ。
もちろんワールドワイド対応の製品もラインナップにはあるが、値段は高くなる。従って渡航先が限定されるのであれば、こちらのほうが良いだろう。プラグに関しては変換プラグもあわせて買うか、現地で調達するかどちらかになる。
海外旅行時に電源で悩むことがあれば、まずは電器店の海外旅行用品コーナーを今一度眺めて、お手軽な製品をチェックしてみてはいかがだろうか。
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本体の大きさを比較できるようにコンパクトフラッシュと並べて撮影してみた。重量(300g)といい大きさといい、一昔前のラジカセのACアダプタと同じくらいの印象である
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電源プラグ部分の拡大。右から変圧器のプラグ(Cタイプ)、大きさ比較用のコンパクトフラッシュ、日本で通常使われているプラグである。Cタイプのプラグが直接使える国はこのままでよいが、その他のプラグが一般的な国では、変換アダプタを別途用意する必要がある。ちなみに香港でよく見かけたのははBFと呼ばれるタイプだった
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
海外旅行用変圧器「TI-352」 |
カシムラ |
3,360円 (メーカー直販サイト価格) |
成田空港 |
■ URL
製品情報
http://www.kashimura.com/goods/kaigai/TI352.html
(桜屋敷 珪一)
2004/10/04 10:55
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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