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米国の「リーガルパッド」VS 欧州の「RHODIAメモ」

ファンシーな装丁で国際宅急便で送られてくるのでプレゼントにも十分可能だ
 最近は日本国内でも、外資系企業やIT関係の企業を中心に、「リーガルパッド・ホルダー」を見かける機会が多くなってきた。しかし、まだまだ国内で洒落たリーガルパッド・ホルダーを提供してくれる文房具メーカーや革製品のブティックは少ない。そもそもリーガルパッドそのものの需要がまだまだ少ないことが、この一番の理由だろう。

 一方、国内ではここ1~2年、筆者も10年来のユーザーであるフランス製「RHODIA社のメモパッド」が急激に販売数量を伸ばしている。RHODIAのメモパッドを扱う店が増え、マスメディアに登場する回数が増えれば、そのメモパッドを持ち歩くためのホルダーやケースが増え始めるのは道理だ。

 RHODIAのメモパッドに比較して、歴史もあり低価格でもある米国のリーガルパッドの人気はもうひとつ、いやもう3つというところだ。もともと米国法曹界の限られた人間だけが活用していた業界メモ用紙がビジネス用に浸透し、あっという間に米国のビジネスマン、ビジネスウーマンの間で定着したリーガルパッドは、質実剛健・軽量廉価が売り物である。リーガルパッドは、外観サイズには関係なく、左側から何cmかのところに縦に2本線が引かれた横罫のメモ用紙で、米国ならどこに居ても手に入る。

 RHODIAのメモ用紙は、アップル社のみが販売しているMacintoshと同様に唯一の存在だ。これに対してリーガルパッドはIBM PC互換機のように、縦横の版サイズのみが共通の制約条件で、数多くのメーカーが製造販売している。両者の違いは明らかだが、現在までのところ、この勝負、日本国内では、アップル対IBM PC互換陣営とはまったく逆の市場占有率の動きをしているように感じられる。

 本日ご紹介する米国リベンジャー社のリーガルパッド・ホルダーは、米国で代表的な大小2種類のリーガルパッド・サイズにカスタマイズされたモノだ。サイズは全て同じで、用紙の色や罫線の種類、紙質など、個人の趣味に合ったモノを多くのメーカーの販売するリーガルパッドの中から選択でき、このホルダーに収納、個性をアピールしながら持ち歩くことが可能だ。

 想像するに、IBM PC互換機市場の歴史が示したとおり、米国標準のリーガルパッドの方がRHODIAのメモパッドよりも、市場が拡大する可能性は大きいかもしれない。Web上で文具販売を検討中のeSHOPは、グローバル(米国)標準であるリーガルパッドを中心とする市場を研究されてはいかがだろうか? もちろん、ステーショナリー市場がPC市場と同じであるという保証はどこにもないが……。


ジュニアサイズ(横5.75×縦9.5インチ)用のリーガルパッド・ホルダーと国内で入手できる汎用用紙 下は、レターサイズと呼ばれる大きめのサイズ(横10×縦13.25インチ)用のリーガルパッド・ホルダーと銀座の伊東屋オリジナルのリーガルパッド用紙

製品名 発売元 価格
リーガルパッドホルダー 米リベンジャー社 64~78ドル
(非バーゲン価格)



(ゼロ・ハリ)
2004/09/13 11:11

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