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メディア管理にこの一台 「Disk Stakka」
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Disk Stakka
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スロットインでディスクを挿入
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長い間パソコンとお付き合いしているとCD-ROMの枚数も自然に増えていく。管理能力しだいであるが、部屋の整理整頓が苦手な人、会社の机が汚い人は概ねCD-ROMもどれが何処にあるかわからなくなっていることが多い。そんな整理整頓が苦手な方にお勧めなのが、今回紹介するイメーションの「Disk Stakka」だ。
現物を見ると340×350×172mm(幅×奥行×高)と結構大きい。ほぼレコードジャケットと同じ大きさであろうか。しかし持ってみると意外に軽い。CDの出し入れはスロットイン方式で、挿し込むと自動的に収納される構造だ。収納枚数は100枚、製品名の「Stakka」は“Stack = 積む”と同義なのか、それとも“Stock = 在庫”なのかは不明だが、5台のスタック(縦積み)が可能だ。積み重ねた場合、2台目以降は位置決めピンが信号伝達を兼用しているようで、USB経由でパソコンに接続するのは1台だけだ。USBバスパワーで動作するので電源は必要ない。専用の管理ソフト「OpdiTracker」で指定したCDを簡単に取り出せる。
実際に操作をしてみよう。CD-ROM(DVD-ROM)ドライブにメディアを入れると、専用ソフトがメディアのボリュームラベル(ディスク名)を読みとり未登録メディアの判定する。この段階で自分でメディアに名付けられるので、CD-RやDVD-Rのオリジナルディスクにタイトルを付けたり、わかりにくいディスク名も変更できる。ドライブから抜き取ったメディアを「Disk Stakka」に挿入すると先ほどのディスク名が表示されるのでそのまま選択する。この作業を繰り返すだけでライブラリが完成する仕組みだ。「Disk Stakka」にはディスクを読み取る機能はないので、挿入されたメディアとディスク名を間違えると管理できなくなる。
12cmのメディアであればCDでもDVDでも管理はできるので音楽CDやDVDの収納にも便利だ。音楽CDで試したところ、ディスク名が読みとれなかった。また収納してたとしても、ジャケットケースや歌詞カードを捨てる人はいないだろうから、省スペース化にはさほど役立たないかもしれない。加えて収納枚数100枚では足りない読者も多いだろう。
映画などのDVDの場合はディスク名も問題なく読み込めた。映画鑑賞にはジャケットもそれほど必要ないので「Disk Stakka」は使えそうだが、個人的にはどちらかと言うとDVDレコーダーで録画したDVDビデオの管理の方が効果がありそうだ。もちろん一番適しているのは何らかのデータを記録したCD-Rであろう。ホームユースより企業でのメディア管理に適した機能として、取り出したディスクの貸出先を管理できる。セキュリティ機能としてパスワード設定もあるのでシステム管理者にとっては手軽に使えて効率が上がりそうな一品だ。もっともこれで安心かと言えば「Disk Stakka」ごと持って行かれると被害甚大なので、この点は注意が必要かもしれない。
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底面のピンで上下のユニットが連動する仕組み
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OpdiTrackerの画面、DVDやCD-ROMはディスク名が自動的に認識されるが、音楽CDは自分で入力が必要
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
Disk Stakka |
イメーション |
19,000円 |
■ URL
製品情報
http://www.imation.co.jp/products/pc_hard/disc_stakka/
(weekone)
2004/08/18 11:06
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