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一度使うとヤミツキのチルトホイールマウス
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マウスとしては少々大きめの Cordless Click! Plus Optical Mouse。他にはドライバを収録したCDーROMなどが付属する
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無線受信部(写真手前)は、小型のUSBフラッシュメモリ程度の大きさ。マウス並の大きさであるマイクロソフト製品(写真奥)と比べるとその小ささがわかる
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昨年の10月、マイクロソフトから従来の上下スクロールに加えて、横スクロールも可能になった「チルトホイール」機能搭載マウスが発売された。ホイール付きマウスは一度使うと、Web閲覧やあらゆる面での操作性が格段に向上するため、それなしではいられなくなるほどの中毒性を持っていたが、横スクロールが必要になる場面はそれほど多くないため、当初はその機能に半信半疑だった。
だが、実際にその機能を試してみると、公式に謳われていたエクセルなどの表計算ソフト以外にも、ファイルの操作時や、ちょっとした横移動などにも重宝することがわかり、気が付くと手放せない一品になっていた。
従来の縦スクロール用ホイール搭載マウスはマイクロソフトから発売された後、各メーカーからも続々と同様の製品が発売されて市場が賑わったが、チルトホイール搭載製品はなかなか他社から発売されず、マイクロソフトの独壇場となっていた。
そこにマウス市場でのマイクロソフトの最大のライバルと言えるロジクールが、いよいよ満を持して投入してきたのが今回紹介する「Cordless Click! Plus Optical Mouse」というわけだ。
詳しいレビューは、既にPC Watchでも紹介されているので、ここでは一ユーザーにおける快適さを報告しよう。まず、ワイヤレスの受信部が非常に小さいこと。小型のUSBフラッシュメモリ程度の大きさでUSBポートに直結できる。ノートパソコンと組みあわせて使う場合にも都合が良い。もちろん、デスクトップで使う人のために専用の延長ケーブルも付属するので、普段は家で使っていて、必要な時には外に持ち運ぶといった使い方もできる。
無線の感度もきわめて良好だ。我が家の環境では謎の電波が飛び交っているのか、無線関連の製品を使う時には受信部と本体の距離をなるべく近く配置しないと正しく動作しないケースが多いのだが、「Cordless Click! Plus」は、問題なく使用できた。また、ホイールの感触も軽すぎず、適度な手ごたえが嬉しい。
マウスの設定については若干好みの別れるところかもしれない。普段あまり聞き覚えのない機能が並んでいるので、1つ1つ試してみる必要があるからだ。各機能を簡単に試してみたが、「クイックスイッチ」は、現在開いているアプリケーションをマウス操作のみで切り替える機能。「クルーズアップ/ダウン」は、クリックすると上下にスクロールする機能、「Universal Scroll」は、1クリックでマウスカーソルが変化し、マウス操作で上下左右にスクロールできる機能。「キーストロークの割当」はその名の通り、汎用的なキー割当を行なう機能だ。また、その他機能を開くと、キーボードによる操作を割り付けることができる。
マウスやキーボードはなかなか好みの一品に巡り合うのが難しいアイテムだ。「Cordless Click! Plus」はマイクロソフトのチルトホイール対応マウスが気に入らなかった人が再度試してみるのに最適な一品と言える。もちろんちょっと大きめのマウスが好みの人なら迷わず試してみてほしい一品だ。
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延長ケーブルは、受信部を挿す部分がちょっとしたクレードルのような形状になっているので、頻繁に抜き挿しする場合も扱いやすい
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マウスの設定画面。馴染みのない機能名が並ぶのでついつい標準のまま使ってしまいそうだが、詳しく調べてみると、ちょっとしたキーボードショートカットを割り当てられるので便利だ
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
Cordless Click! Plus Optical Mouse |
ロジクール |
5,280円 |
ロジクールストア |
■ URL
製品情報
http://www.logicool.co.jp/products/c_mouse/clk_c70.html
(池 紀彦)
2004/08/12 11:02
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