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広い広い広いっ! 「フィッシュアイコンバーター」
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よくデジタルカメラの性能を表すときに「何倍ズーム」などと誇らしげに望遠性能を表記することがある。
納得イカン。
たしかにふつうの人物撮影では、通常の画角からちょっとだけズームしたくらいが使いやすい。ズーム側は遠近感が弱まるので、平面的にモノを表したいときには使いやすい気がする。しかし、だ。街などの風景を取るときは広角側の方が使いやすいことが多い。もちろん集合写真を撮るときも広角の方が良い。だから、納得イカン。望遠側ばかりを追求したレンズは納得イカン。是非とも、デジタルカメラにはもっと広角側に力を入れていただきたい。そんなわけで「魚眼レンズ」。
これはNikonのCOOLPIX専用の魚眼レンズだ。以前紹介したテレスコマイクロの逆の製品である。テレスコマイクロは最強の望遠コンバーターであったが、こちらは最強の広角レンズ、それも魚眼レンズである。ご存じない方に説明すると、魚眼レンズとは180度くらいの画角を持つレンズのことである。たとえば真上を撮ったとき、画面端に水平線が全部写る、というようなレンズである。イカす。というわけで遊んでみた。お題は渋谷ハチ公前のスクランブル交差点。青になった瞬間に道の真ん中に立ち、カメラを掲げて真上と真下を撮ってみた。
なんというか、変な画だな、これ。本来は専用の画像処理ソフトを使ってゆがみのない画像にするらしいけど、処理が面倒なのでこの変っぷりが芸術ということに決定。
今日の教訓「っていうか魚眼レンズも普通、使わねぇよなぁ」
品名 |
製造元 |
価格 |
フィッシュアイコンバータ 「FC-E8」 |
Nikon |
3万5000円 |
(白根 雅彦)
2000/07/04 00:00
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