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面倒なゴミ分別。インテリアでスマートに
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分別ゴミ箱ではインテリア性を考えた理想的なものは少なかった
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ゴミの分別は正直面倒だ。筆者が生まれてからずっと住んでいた頃の大阪は、それが良いことだったとは言わないが、ゴミの分別はまったく不要であった。その後、東京都町田市に数年、横浜市内に10年住んだが、その時もゴミの分別は不要だった。いつも自宅には、各部屋にゴミ箱が1つ。それが普通の姿であった。
生まれて初めてゴミの分別を見たのは、米国旅行中に宿泊したグランドキャニオンのホテルだった。日本からではなかなか予約すら出来ない国立公園の中の崖っぷちに立つそのホテルは各部屋にゴミ箱が2~3個あり、このゴミ箱には何を捨てるか事細かく指示が書かれていた。ホテルでこのようなことに遭遇したのは初めてだった。
それから数年、現在は東京都内のマンションに住んでいるが、ご存じのようにゴミは確実に分別しないといけない環境だ。今は、週のうち半分弱は別の地方にも住んでいるので、その地域でもゴミの分別は必要になっている。ただ、地方によって、その分別方式が微妙に異なるので、これがまたやっかいだ。本来なら日本全国のこの分別方式は統一すべきであるはずだ。また、できれば、近い将来ゴミになるべき包装紙やパック類、缶詰、瓶等は、自らの表面に指定された何番のゴミ箱に捨てられるのか、あるいは何色のゴミ回収袋に捨てられるべきか、解体処理の必要の有無などをその商品の表面に統一フォーマットで記載させるのが良いのではないだろうか。
部屋に複数個のゴミ箱を設置しないといけない多くの日本人が悩むのが、そのゴミ箱の選択だ。内部が2層3層に分離されている良いデザインのゴミ箱は意外と見つけにくい。最近はめっきり出撃回数は減ったが、秋葉原に出かけると必ず立ち寄るヤマギワリビナの1階で筆者が昨年夏に見つけた入れ篭状態のゴミ箱は、最低限の燃えるゴミ、燃えないゴミを二分するにはちょうど良い部屋置きのトラッシュボックスだ。
高級なインテリアショップで売られているゴミ箱なので、基本機能は同様でも、100円ショップで購入できるゴミ箱とは値段は大幅に異なる。しかし、どうしてもインテリアのバランスを崩したくない! というインテリア人間や、プライウッドの高価なゴミ箱の購入を検討している人にはターゲット範囲に近いだろう。
ゴミ箱は、本体となる大きなゴミ箱部分と、その内部に収まる小さなゴミ箱部分、ゴミ箱開口部トップのリム部分をカバーするガードの3種類のコンポーネントから成り立っており、それぞれのパーツを数種類のオリジナルカラーから選択でき、自分の部屋のカラーリングに合わせることが可能だ。
今回筆者は、ブラック・グレー・ホワイトの比較的シックなカラーコンビネーションで購入したが、そのせいか、運悪く自宅に持ち帰るやいなや、娘の部屋専用のゴミ箱として略奪され、筆者は結局100円ショップのゴミ箱の中に紙袋を入れ分別機能として使用している。デザインがインパクトありすぎるのも問題だ。
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3点のパーツを組み合わせて好きなカラーリングの分別ゴミ箱を作れる
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製品名 |
購入場所 |
価格 |
ゴミ箱 |
ヤマギワリビナ |
6,000円前後 (組み合わせにより異なる) |
■ URL
ヤマギワ インテリアのページ
http://www.yamagiwa.co.jp/interior/
(ゼロ・ハリ)
2004/07/26 11:03
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