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なぜか最近ハマル人多し。イタリア生まれの「RODY」
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少子化の影響か、インテリアとしてのポーションが増えつつあるRODY
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インターネットを眺めていると、イタリア生まれのエアークッション型ロバの「RODY」(ロディ)専門サイトがやけに増えていることに驚かされる。この春には、カルピスウォーターがシークレットキャラを含むRODYのミニチュアを付け、売り上げを伸ばしたようだ。
筆者が初めて「RODY」を見掛けたのは、3~4年ほど前の横浜のワールドインポートマートだったと記憶している。RODYは、イタリアの「レイドラプラスティック社」で製造され、ヨーロッパ玩具製造安全基準など多くの安全基準をクリアした商品だ。安物の浮き袋にありがちな、薄い膜のようなビニール製ではなく、かなりごつい感じのする塩化ビニール素材を採用した、空気を入れて膨らませる子供用のおもちゃだ。
小さな子供が室内や戸外でRODYにまたがり、ホッピングするスポーツ玩具でもある。先の尖ったモノが突き刺さっても破裂することはなく、欧米ではその安全性から、何事にも厳しい基準で製品を評価・判定するドイツ工業技術審査会でも認められた安全性の高い商品だ。
シングル世帯が急激な増加を示し、連動して出生率が急激に下がりつつある現在の日本では、幼児~子供用の乗用玩具としてのRODYにはやや出遅れ感があった。しかし、活発なマーケティング活動やメディアの自発的プロモーション、Webなどでの露出度アップの結果として、昨今は、玩具としてではなく、シングル家庭やDINKSの「癒し系インテリア・グッズ」として、日本でも認知されるようになってきたようだ。
現在は本体だけではなく、横展開のステージに入った多くのRODYグッズもいろいろ発売されている。ケータイストラップやTシャツ、某キャリアがプロモーション用に採用した「着信ブルブル」など、展開グッズはバラエティに富む。カルピスウォーターがプロモーションに使用している最小サイズのRODYからオリジナルRODYサイズまで、数種類以上ある多くのサイズ・バリエーションを集めるのがRODYコレクターに仲間入りするきっかけとなることが多いようだ。
カルピスウォーターのプロモーションモデルを除けば、小さなミニチュアRODYから普及サイズRODYまで、いずれも実際にお尻から空気を吹き込み膨らませる方式を採用しているRODYだが、大型のモノになれば、肉厚の塩化ビニール素材を膨らませるにはかなりの肺活量が必要だ。WebなどのRODY関連グッズ販売サイトで売られているポップな空気入れは、RODYのような可愛いグッズが好みで、かつ肺活量の少ない女性には特に重宝するアイテムだろう。
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塩ビ製のRODYだが、大の大人が乗っても大丈夫
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RODYファミリーは一大マーケットを形成するかもしれない
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製品名 |
購入場所 |
価格 |
RODY (日本向けカスタムカラー・ライム) |
六本木ヒルズB2F ヴィレッジヴァンガード |
6,000円程度 |
■ URL
RODYホームページ(日本語情報あり)
http://www.marchanddelegumes.com/
カルピスウォーターオリジナルRODYフィギュアのページ
http://www.calpis.co.jp/rody/
(ゼロ・ハリ)
2004/07/21 11:05
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