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小人さんが紙を綴じる機械 「PAPERfix」
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いくらWeb媒体とはいえ紙と縁が切れない編集者としてはステープラ(いわゆるホチキス)には非常にお世話になる。しかし、ステープラには例のコの字型の針が必要である。イカン。いくらタダ同然の鉄片とはいえ、アレでは書類をリサイクルに出すときに問題になる。というか本音を言えば綴じまくった後に針を補給するのが面倒である。そうだ、わたしくらいに怠惰な人間になると、ステープラに針を補給するのも面倒でかなわない。総務に行って無言で大量の針をガメてくるのも面倒でかなわない。そこでこの「PAPERfix」。これは針などを消耗することなく紙を綴じることがができる。
この製品は、紙をセットして上から強く押し込むことで、紙にU字型と一文字型の2つの切り目を入れ、U字型の切れ目の部分を折り返して一文字型の切れ目に差し込んでくれる。綴じ部の構造は右の写真も見てもらえばわかるだろう。
不思議だ。 なんで「上から押し込む」というワンアクションでこんな複雑な工作ができるのだろう。この製品はスケルトンになっており金具が奇妙な動きをしているのがうっすらと見えるのだが、表面がすりガラス状なためよくは見えない。いや、きっとうっすら見える内部の様子はわたしを騙すためのダミーだ。本当は内部で小人さんが頑張って紙を綴じているに違いない。そ、そうか、そう思うとすごいぞっ! この製品っ!
今日の教訓
「綴じられる紙は5枚までだけどね」
品名 |
製造元 |
購入価格 |
販売場所 |
PAPERfix |
不明 (ドイツ製) |
1000円 |
東急ハンズ 渋谷店 |
(白根 雅彦)
2000/06/30 00:00
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