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デッドスペースを利用して「もう位置だん」を設置しよう
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パッケージと製品本体。なぜかメーカー名の記載がどこにもない
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パソコンを使い続けていると、捨てられないモノがどんどん増えてくる。ソフトのパッケージやマニュアル、余剰パーツなど「ふだんはいらないけれど、捨てるには抵抗を感じるモノ」の増殖っぷりはすさまじい。一昔前なら「どうせ使わないし」と捨てていたパッケージを、オークションでのリセールバリューを上げるために取っておくことも一因である。
パソコン向けパーツやサプライなどの余剰部品の場合、日常引っ張り出すことも多いため、押入れなどに完全に片付けると後々面倒だ。その結果、これらのアイテムはパソコンの周囲に積み重ねられることになり、ちょっと気を抜くと戦場のごとく散らかってしまうことになる。手近な引出しやキャビネットに収納しようにも、自室のスペースに余裕がなければ置きようがないし、そもそも個人のスペースに割当があるオフィスにおいてはお手上げ状態だ。
今回紹介する「もう位置だん」は、お手持ちの机やラックに、棚をもう一段追加できる便利グッズだ。使い方は、万力の要領で机の天板に取り付けるだけ。ちょっとしたデッドスペースを利用して棚を設置できるので、狭い自室やオフィスなど、限られたスペースの中で置き場所を増やしたい場合に重宝する。高さは5cmピッチで3段階、幅はおおよそ40~65cmの範囲で無段階で調整可能なので、用途やスペースに応じて取り付けられる。
デッドスペースは、意外かつ身近なところに存在していることが多い。例えば、机に向かって座っている場合、ヒザの先にある空間というのはポッカリ空いていたりするものだ。その空間に「もう位置だん」を取り付ければ、空箱やマニュアルなど形状が不揃いなアイテムを置くのにピッタリな棚ができあがるというわけである。
パソコンラック専用のオプションとして生まれたこの「もう位置だん」は、部品を組替えることで上下いずれの方向にも棚を増設できる。前述のように机の下に棚を作るのはもちろん、オーバートップ方向にも棚が作れるのだ。机の上に「もう位置だん」を増設し、天板とのスキ間をノートパソコン収納スペースとして活用する、なんてのもよさげだ。
耐荷重の関係か棚の奥行きが20cmとかなり短めなうえ、アームの長さが最大で20cm程度のため、A4の雑誌を立てられないといった難はあるが、アイデア次第でさまざまに活用できる点は高く評価したい。デッドスペースを有効活用したい方にオススメの一品だ。
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取り付けたデスクを正面から見たところ。幅はおおよそ40~65cmの範囲で調整可能
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万力の要領で固定するため、かなり強力。取り付けるとアーム部が後ろに出っ張る点は要注意
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(kizuki)
2004/07/08 11:08
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