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本日の一品タイトルGIF
乱雑なUSBケーブルを一工夫ですっきりしてみた

今回の工作の材料

このような感じでUSBケーブルを保持できる。コードカバーに貼って余った磁石シートは両面テープでUSBハブに貼り付け、同じようにパソコンに貼り付けて使えるようにしてみた
 Windows 95(OSR2)とiMacが出てから早幾年、パソコンと周辺機器のインターフェイスとして、今や当たり前となった感のものがある。そう、それはUSB。デジタルカメラ、メモリカードリーダー、プリンタ、スキャナなどのパソコン周辺機器だけでなく携帯電話やゲーム機の充電、扇風機からカップウォーマーまで様々なものをUSBポートに繋げられる。パソコンが動いている状態で抜き差しできるという点は、USBの大きなメリットなわけだが、その利便性のおかげか、パソコンに備わっているUSBポートより対応機器のほうが多くなりがち。USBハブを用意すれば良いわけだが、「それでもまだ足りない、しかしいつも使うUSB対応機器は多くない」という方は、ハブを増やすのも二の足を踏んで、悩ましげな状態にあるだろう。

 そんな状況で、拙宅のパソコン回りもあまり美しくない状況だったのだが、先日よさそうな物を見つけたので、さっくり購入して簡単に工作してみた。今回購入した「すっきりコードカバー」は、簡単に言うとただのプラスチックの筒。ただし開けられるようになっており、電源ケーブルでも通せるような太さの穴が備わっている。裏面は平らで、標準添付される両面テープを利用すれば壁に固定できるようだ。ただし今回は、文具店で購入した磁石ゴムシートを使って、パソコンの側面に貼りつけようという寸法。工作と言っても簡単なもので、磁石ゴムシートを75×10mmほどの大きさに切って両面テープで貼るだけ。これでパソコン側面に貼り付けてUSBケーブルを収納できるようになる。今回利用した磁石ゴムシートは、若干磁力が弱めに感じられたが、USBケーブルは細いので特に不便なことはないと思う。

 「すっきりコードカバー」の穴は、もともと電源ケーブルに使えるように太めになっているので、USBケーブルなら2本でも余裕で挟める。両端を挟み込んでおけばケーブルをぶらぶらさせずに保持できるだろう。重いケーブルだとコードカバーがずり落ちてしまうかもしれないが、筆者の使っているデジタルカメラ用のケーブルでは大丈夫だった。ちょっとした思いつきと工作で部屋が片づくと大変気持ちがよろしいので、読者のみなさんも雑貨売り場を眺めつつ、思案を巡らせてみてはいかがだろうか。ちなみに磁石ゴムシートに、フロッピーディスクなど、磁気で記録しているメディアに磁石を近づけると、記録内容に支障が出る場合があるので注意されたい。


品名 発売元 購入価格 購入場所
すっきりコードカバー 旭電機化成 294円 ヨドバシカメラ新宿店
マグシート パイロット 210円 有麟堂



URL
  旭電機化成
  http://www.smile-asahi.co.jp/


(桜屋敷 珪一)
2004/06/03 11:11

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