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silent ring 「フラッシュコールペン」
ケータイが着信するときというのは、目立つ。当然である。ケータイにしてみれば「オレ様は今、電話を受けているんだゼ、取れ取れ早く取らないと切られちまうだろうがコラコラコラっ」と自己主張しているわけである。そりゃ、目立つ。
しかし、それで他人に迷惑をかけることもありうる。たとえば本屋でいきなり着信メロディー『残酷な天使のテーゼ』が流れようものなら、隣で立ち読みしてた学生は「あぁ、新刊が出る前にもう一度、読み直しておこう」とか思って午後の授業をサボって既刊のエヴァをフル読破してしまう。それはイカン。マナーモードがならよいが、そのままカバンに放り込んだりすると電話に出れなくなってしまう。それもイカン。そこで視覚で着信を訴えるべく「フラッシュコールペン」などを使う方法がある。
これは携帯電話の着信に反応して光るペンである。電池を使用し、かなり派手に光りまくってくれる。これを胸にさし、電話をマナーモードにしておけば、静かに着信することができる。が、しかし、だからといってどんな衆人環境にも対応するというわけではない。暗くあるべき場所、たとえば映画館などでこれが反応するとスゲェ迷惑である。山下公園の暗がりで彼女とイチャイチャしていたときにこれが光った日には、次の日からロンリーウルフ確実である。つまり。着信するべき場所、着信するべきでない場所、それらを使い分けて電源を切ったりマナーモードにするのが、いちばん良い方法なのである。
今日の教訓「携帯すべきは電話だけではなく、マナーと常識(あぁマトモ)」
品名
製造元
購入価格
購入場所
フラッシュコールペン
日本デジタルサービス
680円
ヨドバシカメラ
(白根 雅彦)
2000/05/16 00:00
ケータイ Watchホームページ
ケータイWatch編集部
k-tai@impress.co.jp
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