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BluetoothでFOMAの高速データ通信を味わおう
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ハギワラシスコム製の「F-access」
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FOMAを利用している人にとって、PDAやノートパソコンでのインターネット接続にFOMAが利用できればたいへん便利なはず。そんなユーザーにとって便利なアイテムがハギワラシスコムの「F-access」だ。これは、FOMA端末に装着することでPDAやノートパソコンとBluetoothで接続して、データ通信を行なえるようにするもの。当然ながら、利用する機器がBluetoothに対応している必要はあるが、FOMA端末がダイヤルアップ用のモデムとしてケーブルレスで利用できるのはたいへん便利だ。
本体はちょっと厚めだがそれほど大きくはない。持ち歩く際には問題にはならないサイズだ。利用するためには、FOMA端末の外部接続端子に挿すことになる。このとき注意しておきたいのが、電源の供給を携帯本体から受けるのではないということ。バッテリーが内蔵されており、あらかじめ充電しておかないといけないのだ。もちろん「F-access」本体にACアダプタを接続したまま使用することもできる。
FOMA端末をデータ通信する際のモデムとして利用できるが、FOMAとPDA、ノートパソコンなどとのデータのやり取り(FOMAで撮った写真をコピーしたり、移動したりするようなこと)や、ヘッドセットと接続して音声通話したりすることには対応していないので、これから購入を考えているというユーザーは、その辺も考慮しておいた方がいいだろう。
筆者の持っているBluetooth対応機器は、ソニーのCLIE「PEG-NZ90」。FOMAに「F-access」を挿してボタンを押す。これでFOMA側の準備はOK。あとはCLIE側からBluetooth機器を検索するだけ。カンタンに認識してインターネットへ接続することができた。設定などがカンタンなのは良い感じだ。また、FOMA端末によってはデータ通信中に通話できる「マルチアクセス」に対応しているのもありがたいところだ。
「写真やアドレス帳などのデータのやりとりもやりたい」など、対応していたらありがたい機能もあるが、手軽にFOMAの高速なデータ通信を利用できるというのはけっこう便利。Bluetooth対応のPDAやノートパソコンを持っていて、FOMAを使っているというユーザーにとっては役立つはずである。
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FOMA端末の外部接続端子に装着して使用する
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FOMA端末に装着したところ
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筆者はCLIE「PEG-NZ90」でBluetooth接続にチャレンジ。モバイル環境で、手軽に高速なインターネットアクセスできるのは嬉しい
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
F-access |
ハギワラシスコム |
16,800円 |
■ URL
製品情報
http://www.hscjpn.co.jp/products_s.php?idno=190
(木地本 昌弥)
2004/05/06 11:01
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