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中国の化粧品屋で見つけた変なモノ
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「美しソ爪きソ」。もともとは「美しい爪切り」なんだろう。それでもまだ変な文章だったりするが、「ビェーティ」もこっそりと自己アピール中。「ビューティ爪用品」って何だろう?
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中国には愉快な日本語が書かれた製品が多い。日本が憧れの対象となるからだろうか。日本人として嬉しい話だが、店を歩けば変な日本語に当たる。菓子屋に行けば変な日本語が書かれたお菓子が見つかるし、日本へ持ち込んじゃいけない間違った日本語が書かれたCDが見つかる。さて、今回は中国の化粧品屋で見つけた変な日本語の製品を紹介しよう。
中国のあるファンシーな化粧品屋に入ったのだが、外国に行けども野郎である以上、取材のためとはいえ花園に入るのはちょっと恥ずかしい。ましてや口紅なんてものを見るのは不自然極まりない。なので爪切りだのハサミだの石鹸だのを探してみた。するとやはり見つかるもの。発見した製品は爪切りなのだが、そこには大きく
「美しソ選択」
と記されていた。
“ソ”と“い”を間違えるあたり、文章として入力せずに文字コードから探して字を一字一字引っ張ってきているんだろう。その努力の痕跡が伺える。早速その敬意を評し購入してみた。購入額は4元、1元は15円弱なので60円弱で爪切りが買えた。安いもんである。
寝どころに戻って箱を開ければ、さらに愉快な単語群が並べられていた。
「ビェーティ爪用」
「爪きソ」
製作者のその日本語を使おうとする努力に思わず乾杯。ちなみに爪きり自身はごく普通でひねりなしであった。ちょっと残念。おまけでその店で見つけて買ってしまった愉快なハサミを写真で紹介しよう。それではまた! 再見!
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「パウダーパフ」と書かれたはさみ。私の記憶にあるパフとだいぶ違う気がする
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こちらは「化粧ハサミ」と銘打たれている。ちっとも「ハサミ」じゃない気がする
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
美しソ爪きソ |
4元 |
中国・昆明市の若者向け化粧品店 |
(ライスマウンテン二号)
2004/04/19 11:13
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