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USBフラッシュメモリで秘密ドライブを増設!
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一見、ごく普通のUSB 2.0対応USBフラッシュメモリ
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仕事にも、プライベートにも、大事なファイルは自宅のデスクトップPCに入れておくというユーザは、昔も今もまだまだ多いだろう。しかしモバイルPCの性能が飛躍的に向上し、「どこでもモバイル」とか「移動オフィス」とか呼ばれる時代になってくると、本来は紛失してはならない重要な情報ほど、常時持ち歩いて活用したくなるのが現実だ。
昨今は、容量1GBくらいまでなら、インターネット空間上のディスクスペースが比較的リーズナブルな価格で個人にも提供されはじめ、高速のネットワーク環境さえ確保できるのなら、別に自分のハードディスクの中にデータを保持する必要はない時代になりつつある。
しかし、世界中まだまだ高速ネットワークインフラの普及は100%には至らない。もしもの場合を考えると、重要なファイルは自分のハードディスク内に、という選択もあるだろう。また、1台のモバイルPCに全てを託す生活になると、重要かどうかは別にして、他人には見られたくない、知られては不都合なデータも自然と増加してくる。またインターネット上のディスクスペースは、メンバーでシェアしたりして価値が倍増する仕組みなので、うっかりしたケアレスミスでパーソナルデータ域を間違って公開したりしてしまう危険性も高い。
自分専用のモバイルPCとはいえ、動作中のモバイルPC内の機密データを短時間の離籍中に他人に見られてしまうという危険性もあるだろう。「Pico SPYドライブ」はそんなケアレスミスを簡単な操作で防止してくれ、必要に応じて、モバイルPC内に自分しかその存在を知らない「秘密ディスクドライブ」を追加・消滅させてくれるハードウェアとソフトウェアのセキュリティ&プライバシー保護・パッケージ商品だ。
今ではごく一般的になったスティックタイプの「USBフラッシュメモリ」を鍵として利用する仕組みだ。モバイルPCのハードディスク内に別の「秘密ドライブ」を生成して、「USBフラッシュメモリー」の持ち主がその「鍵」を自分のモバイルPCに装着している間だけ、秘密のドライブを明示し、ドライブへのアクセスや変更を許す。製品はユーティリティソフトとUSBフラッシュメモリのセットで提供される。
商品を購入後、簡単な導入作業を終え、鍵となるUSBフラッシュメモリをモバイルPC本体に装着すると、まず、USBフラッシュメモリ本体内蔵のRAMがリムーバブルディスク(筆者の場合はEドライブ)として表示され、続いてそのUSBフラッシュメモリ内に存在する「鍵」を認知したユーティリティはあらかじめユーザーの設定したハードディスク内のローカルドライブ(筆者の場合はZに指定)を表示し、即刻アクセス可能となる。
USBフラッシュメモリはごく一般的な取り外し可能な外部ドライブとして使用することになるが、それを「鍵」として事前生成されたドライブは「鍵」を使用中は、ごく一般的な内蔵ハードディスクとして使用可能であり、「鍵」を抜きさえすれば直ちに消滅して、他人はその存在すら知ることもできない優れものなのだ。
「Pico SPYドライブ」は、ごく一般的なUSBフラッシュメモリを、あたかも「どこでもドア」の鍵のように扱い、その持ち主にだけ隠れたディスク空間を与えるという一般的に理解しやすい仕組みが素晴らしい。似た構造のモノが過去なかったとは言えないが、統合された使用環境とわかりやすい「ネーミング」の勝利だ。
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PCのUSBポートに挿入することで、自分自身が外付けドライブになると同時に、持ち主にしか見えないもう1個のドライブをHDDの中に増設してくれる
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Pico SPYドライブである自分自身がリムーバブルディスク E:、Picoドライブを鍵としてHDD内に増設された秘密ドライブが、ローカルディスクZ:となる
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製品名 |
購入場所 |
価格 |
Pico SPYドライブ 128MB |
ツクモネットショップ |
6,698円 |
■ URL
Pico SPYドライブ製品情報(GREEN HOUSE)
http://www.green-house.co.jp/products/memorycard/usbflash/ufd_spy.html
ツクモネットショップ
http://shop.tsukumo.co.jp/
(ゼロ・ハリ)
2004/04/26 11:01
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