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本日の一品タイトルGIF
セミナーの友! 暗がりでメモができる「ライト付ボールペン」

 企業主催のセミナーに参加する。目の前には巨大スクリーン。スクリーンを使った解説が始まると、当然会場の照明は落ちる。しかも後方の席だとスクリーンの明かりも届かなかったりすることがあり、「ああっ! あの図をメモりたい!!」と急いでペンを走らせるが、なにせ手元が暗くてよく書けない……。もうちょっとだけ明るくしてくれてもいいのになぁと思うのである。その「もうちょっと」を面白い形で実現しているのが、懐中電灯とボールペンが一体化した「ライト付ボールペン」である。2色、あるいは4色、そしてシャープペンシル付きといったボールペンは当たり前だが、ライト付きってのはさすがに街の文具店では見かけない一品なのだ。

 見た目は普通のボールペンだが、キャップをはずすとグリップ部分が透明になっている。ペンのお尻の部分がスイッチになっているので、カチッと回すとグリップ部分が明るく輝く仕組み。バッテリーは単4電池1本。

 つい最近セミナーに参加した際、実際に使ってみたところ、最初は両隣の人の視線が若干気になったものの、手元が見えるというのは実に便利なのである。光量は控えめで、周囲が明るく照らし出されるわけではないので、迷惑をかけることもない。知人に見せた際、「なにそれ!」といわれるのも快感である。強いて要望を出すとすれば、グリップした際の滑り止めなのだが、セミナー会場限定のお助けアイテムだと考えれば、携帯文具の中に加えておくのは悪くない。

 しかしボディ部に電球や電池が収納されている関係上、犠牲になったのが「芯」である。通常の1/3程度という短さなのだ。たびたび使用していれば、インクがすぐなくなってしまうんじゃないかという不安があるが、予備の替え芯が1本付属しており、書き味も上々。

 市販のボールペンから代用することもできる。ただし専用カートリッジを使ってボディの先端部に固定するため、市販のボールペンの芯で代用する場合は、インク量が残り少なくなったものを適度なところでカットする必要がある。またカートリッジの「中」に収納しなければならないため、ものによっては太さが微妙に合わず、使えない可能性も。しかし手元に余っているボールペンがたくさんあるなら、リサイクルできるので便利だろう。

 いつものようにある知人に見せびらかしたところ、「キャンプに行ったとき、テントの中でメモを取るのに便利だ」というコメントを得た。なるほど。そういう用途もあったか。

 「だからソレ、くれ。」

 ヤですよ! まったく!


グリップ部分が透明になっている 周囲まで照らすことなく、手元だけ明るくなる

手元が見えるというのは実に便利 内部に単4電池をいれるため、芯は短いものとなる

品名 購入価格 購入場所
ライト付ボールペン 780円 王様のアイディア



URL
  王様のアイディア
  http://www.osamanoidea.com/


(すずまり)
2004/03/04 11:09

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