PEN-A-NOTE

メモペン

　ペンはあるのにメモ帳がない。メモ帳はないがペンはある。あとは己の肉体のみ。さぁ、刻み込め記憶をっ！ 刻み込むのだ己が肉体にっ！ と気合いを入れたところで64KBのEEPROMにも劣る鳥頭なわたしの記憶力では脳内に記憶することができないので、手の甲にメモを取る羽目に遭う。メモの内容を忘れにくくてよいのだが、非常に格好が悪い。そんなわけでメモ帳は持ち歩きたいところだが、意外と面倒。そこでこの「PEN-A-NOTE」と「メモペン」。
　PEN-A-NOTEはペンにロール型のメモ帳が内蔵されている。ロールからメモを適当に取り出し、ロールの軸と繋がっているノック部を回らないようしておけばピリっとメモを切り出すことができる。メモがペンと完全に一体となっていて、好きな大きさのメモを切り出すことができるのは便利だが、最大の欠点は取り出したメモが丸まっていること。いちおうメモは3M製ポストイットの一種らしく、薄くノリが付いているのだが、そのノリが弱いため、すぐに紙が丸まって、剥がれる……だ、ダメぢゃん。
　メモペンは一つのフレームにポストイットとボールペンが収められている。これはなかなか秀逸。ペンを取り出して右手に握り、左手でフレームを持てば立ったままでもメモが取れる。そしてその後は好きな場所に貼り付けることが可能。コレならばたとえば帰宅途中、とつぜん自宅でやらなくてはいけないことを思い出したとしても、立ったままメモペンでメモを取り、それを忘れないように、えっと、えっと、手の甲に貼っておくことが可能っ！

今日の教訓 「卓上のペン立てに入れておいても便利っす」