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今年も恒例! クリスマスには「線上のメリークリスマスIII」
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「線メリIII」本体。例によって給電は専用USBケーブルで行なう
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すっかりクリスマス恒例アイテムとなった感のある「線メリ」こと、イーレッツのUSBクリスマスツリー「線上のメリークリスマス」。USBポート経由で電源を供給しつつ、ドーム内にスチロール製の雪を降らせるという基本構造は、あらためて説明する必要もないだろう。
昨今は幾つかのメーカーから類似品も発売されるようになったが、「線メリ」の場合、「ツリーの電飾が光る」「ドーム内に雪が降る」「クリスマスソングが流れる」という3点セットが、他社製品と大きく異なる。単に電飾が光るだけのUSBツリーで満足されている方は、是非本製品を入手してその違いを体感していただきたいものである。
さて、第3弾となった今年の「線メリIII」の最大の特徴は、音楽に山下達郎の「クリスマス・イブ」を採用したことに尽きるだろう。過去の「線メリ」ではクリスマスソング12曲がメドレーで流れるという仕様だったが、今回は「クリスマス・イブ」を前奏からまるごと一曲投入、という気前のよさである。
ちなみにこの山下達郎の「クリスマス・イブ」、発表されたのが1983年というから、実に20年前の曲ということになる。しかしこの曲が一気にクリスマスソングの定番に上り詰めたのは発売から5年後、1988年暮れにJR東海のキャンペーンソングに採用されたのが大きなきっかけ。CDシングルが爆発的に売れたほか、CM自体もシリーズ化され、毎年クリスマスシーズンに新作がオンエアされるようになった。この曲を聴くと、若かったあの頃の懐かしい記憶やら甘酸っぱい記憶が、脳裏にフラッシュバックするという方も多いだろう。
話を「線メリ」に戻すと、一般にこの種のパソコン関連サプライは、海外製品をそのまま日本に持ち込んだだけというパターンが多く、ローカライズされているのは実はパッケージと説明書だけ、といった場合がほとんどである。しかし今回の「線メリIII」は、収録曲そのものを日本向けに書き換えるという、これまでにない画期的なローカライズが行なわれている。見た目の部分をちょこっと日本語化してお茶を濁すやり方とは根本的に異なる今回の製品。パッケージに記された「有効期限:2003年12月25日」というナイスな表記も含め、イーレッツならではのこだわりが凝縮された、珠玉の一品であると言えよう。同社サイトで発売された直後、24時間経たずに予定台数を完売したのも肯けるというものである。すでに同社通販ページでの購入は不可能だが、店頭ではまだ僅かながら在庫がみられるようなので、購入をお考えの方は早めにチェックすることをおすすめする。
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昨年の「線メリII」(左)との比較。同社サイトでは両製品の違いについて「マスコットがトナカイとサンタに変わって」いると書かれているが、ほかにもいくつか違いがあるようだ
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愛くるしいトナカイとサンタさん
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
線上のメリークリスマスIII (AIG-Xmas3/U) |
イーレッツ |
3,980円 |
■ URL
製品情報
http://www.e-lets.co.jp/news/r_senmerry3.htm
(kizuki)
2003/12/25 10:56
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