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嗚呼あこがれの全部リーダー「USB 2.0 6in1 Card Reader」
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名刺サイズで持ち運びにも便利。(USBコネクタとの大きさを比較してほしい)
延長ケーブルも付属する
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スロットは上段左がコンパクトフラッシュとマイクロドライブ、右がSDカード/MMC。
下段左がスマートメディア、右がメモリースティック
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デジタル一眼レフカメラを購入したため、今までは128MBどまりだった筆者のフラッシュメモリデバイス環境は一気に512MBとなった。そうなると欲しいのはUSB 2.0で接続できるフラッシュメモリカードドライブである。USB 1.1接続のものはすでに持っているのだが1MB/s程度でしか転送できないので512MBきっちり使ったときのことを考えるとやはり買い換えたい。さらに今ならコンパクトフラッシュ専用ではなくすべてのフラッシュメモリカードデバイスに対応していればより良いだろう。
そこでUSB 2.0接続のフラッシュメモリカードドライブを香港旅行の際に買ってみた。香港でパソコンを買って安かったのはWindows 3.1の頃までで、現在ではパーツも含めて秋葉原で買ったほうが安いということは、わりと知られていると思う。しかし、メモリカードドライブに関しては香港の方が1,000円ほど安く購入できる。とはいえ秋葉原だと2,980円の物が1,980円相当で買えるといった程度なのだが。
機能的には似たような製品が何種類か店頭に並んでいたので、
・メディアごとにアクセスランプが付いている
・スロットが本体の片側にまとまっている
・色が無彩色(白や銀)ではない
という点からBillionton社の物を選んでみた。色はどうでもよいと思われそうだが、有彩色だと紙で散らかった机の上で行方不明になりにくいのである。
デスクトップマシンの3.5インチベイに内蔵できるものも考えたのだが、筆者の場合、デジタルカメラで撮影した写真を、出先ではノートパソコンに退避させているので、持ち歩きでの利用も考えて外付けタイプにしてみた。
USBマスストレージクラスとして認識されるのでWindows XPではドライバ不要。Windows 2000やWindows 98SE用のドライバとエクスプローラのドライブアイコンをメモリカードのアイコンに変更するソフトウェアがおまけで付いている。転送速度は少なくともUSB 1.1接続の倍は出ており、まぁ納得できる範囲である。
今どきのパソコンでは、USBポートの数も増加しており、5万円のマシンでも前面にあるので、こういった複数種のメモリカードに対応する製品を買っておけば、いざという時に重宝するかもしれない。
ところでこの手の製品はなぜ巷ではリーダーライターという微妙な名前で呼ばれているのだろう? ROMライタ(EPROMなどを書きこむアレ)から派生した言葉なのだろうか。不思議である。
■ URL
製品情報(英文)
http://www.billionton.com.tw/website/product/doc/U2CRS.htm
(桜屋敷 珪一)
2003/12/18 11:16
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