|
|
|
排気ガスから我が身を守れ! レスプロの「シティーマスク」
|
|
|
|
レスプロ社のシティーマスク
|
|
シティーマスクの効果を図解
|
筆者はここ最近、天気のいい休日ともなると千葉県にある自宅から茨城県土浦市よりやや北に位置する筑波山の近くまで出かけている。その目的は、とあるスポーツに打ち込むためであり、自宅から目的地までの距離は片道およそ60km、移動手段はバイクだ。と言っても原動機付自転車だが。
そんな生活を始めて間もなく2カ月。茨城から戻った夜やその翌日、喉にひどい痛みを覚えたり、咳が止まらなかったりする症状が出るようになった。片道で2時間近くバイクで走行するのだが、主に使う道が東京と茨城方面を結ぶ主要道路である国道6号線。当然交通量も多く、トラックも数多く行き交う。どうやら車やトラックから排出される排気ガスを多量に吸い込んでしまうために喉を痛めてしまったようだ。
昨今では車も進化し、健康に害を及ぼさず環境に優しいエコカーも登場。東京や埼玉、千葉、神奈川の1都3県ではディーゼル車規制など環境面を配慮する動きもあるが、走行している車の全てが環境面を配慮された車両であるはずがない。また、もともと喉や鼻など呼吸器系が弱い筆者としては何とか対策を考えなければならない。そんな時にバイクショップで見つけたのが本日の一品、レスプロ社の「シティーマスク」だ。
見た目にハデなこのマスク、バイクショップで売っているだけあって風邪の時に使うガーゼマスクとは性能が違う。マスク内側に交換可能なフィルターを備えているのだが、このフィルターはその名称を「特殊炭素繊維フィルターDACC(Dynamic Activated Carbon Cloth)」と言う。そして開発したのがなんと英国防衛省。名称や開発元からして何やら凄そうなイメージを持ってしまう。このDACCは排気ガスに含まれるミクロン単位の微細な発癌性有毒物質や花粉などをシャットアウト。フィルターを通して有害物質を含まない新鮮な空気を常に体内へ供給してくれる。また、マスクには排出用のバルブが備わっており、マスク内に空気や湿気が滞留することも防いでくれる。
フィルターは1日2時間程度の使用で1カ月程度で交換するよう推奨されており、1枚のフィルターは1,000円少々とあまり高価過ぎず、ランニングコストも悪くない。また、サイズもMとLの2種類が揃っており、自分にフィットするものを選ぶことができるほか、装着時は余計な出っ張りなどもないため、マスクを装着した状態でもフルフェイスタイプのヘルメットを被ることも可能だ。
実際に装着して、茨城までの往復120kmを走ってみたが、その効果は素晴らしかった。たとえトラックの真後ろであっても排気ガスの匂いを気にする事なく走行できる上に、帰宅後、喉に痛みを覚えることはなかった。DACCフィルターが筆者の喉を苦しめる排気ガスを見事シャットアウトしてくれた証となるだろう。
DACCフィルターや排出バルブのお陰で常に新鮮な空気だけを体内に取り入れることができるこのシティーマスク、排気ガスの人体へ与える影響や健康面への配慮を考えるライダー諸氏にお勧めしたい一品だ。
|
|
マスク本体。DACCフィルターと排気バルブが備え付けられている
|
装着するとこのようなスタイルに。少々派手だがその効果は抜群
|
品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
シティーマスク |
レスプロ |
5,300円 |
ライコランド千葉店 |
■ URL
レスプロ
http://www.respro-jp.com
(古宮 創)
2003/11/27 11:17
|
|
|
|
|