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愛らしい黒猫とともに日々を過ごそう「ヒグマリオン カレンダー」
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子どもの頃、黒い猫を見かけると「縁起が悪い」といった言葉をなにかにつけて耳にしなかっただろうか? 私自身も、何の根拠もないその言葉に踊らされて、むやみやたらと黒猫を敬遠した記憶がある。しかし、それも年齢を重ねるごとに薄れていき、もともと「犬より猫派」だった私は、黒猫はもちろんのこと、猫が大好きでたまらない。
その後息子が生まれたことで、「犬よりも猫よりも息子派」に変節してしまい、さらに住環境などの制限があって、実際に猫を飼うまでには至っていないのだが、そんなハンパな猫大好きっこにうってつけのアイテムを昨年末に購入できた。それが今回紹介する「ヒグマリオン 2003」だ。
「ヒグマリオン」と言われても、「なにそれ?」としか返事のしようがないという方も少なくないだろう。実はこれ、あるデザイナーさんが飼育している黒猫“ヒグマ”の日々を、写真と愉快なキャプションで紹介するWebサイト「ヒグマニア」から派生したグッズ。昨年末に100部限定で売り出したところ、瞬時に売り切れてしまい、さらに200部へ増刷されたにも関わらず、完売になったという大ヒット(?)商品で、1年365日をヒグマの写真とともに過ごせるというステキなカレンダーだ。
この部数は、一般的な物流で取引される商品とは到底言えない規模。しかし1月1枚、合計12枚で構成され、毎日がヒグマの写真で埋め尽くされたカレンダーは、プロフェッショナルによるデザインによって、さりげなく、そしてシンプルな構成で、所有者に深い満足感を与えてくれる。たとえばベッドの下にもぐりこんでこちらを見ているヒグマの写真には「ツチノコ出たぞ」というキャプションがあり、ヒグマがストラップとじゃれている写真では「あはは、このストラップって奴、うめーもんだよ」というキャプションが添えられている。愛らしい猫を目にしながら、思わず笑っちゃうこと間違いなしというカレンダーがほかにあるだろうか。
「2003」と銘打たれているだけあって、さすがにこのカレンダーは今年のもの。完売していることもあるが、もし入手できたとしても実用には堪えない。しかし、しかしだ。昨年好評を得たためか、なんと「ヒグマリオン 2004」も企画されているという。「ヒグマリオン 2003」は、約20cm四方のサイズとなっており、写真部分はやや小さく、意識的に視線を向けなければいけなかったが、今度の「ヒグマリオン 2004」は、サイズが1.5倍のA4横型になるとのことで、日常生活の中にすんなり馴染むのではないかと期待が膨らむ。あっという間に過ぎゆく時間の中で、ちょっとした楽しみを見つけたい方にオススメできる一品だ。
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毎日が異なるヒグマの写真で彩られている
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愉快なキャプションも魅力の1つ
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
ヒグマリオン 2003 |
マウス |
1,000円 |
ヒグマニア |
■ URL
ヒグマニア
http://www.higumania.com/
ヒグマリオン 2004 プレスリリース
http://www.higumania.com/higumarion_2004/press.html
(関口 聖)
2003/11/07 10:53
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