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鼻ちょうちんも愛らしい「ぶたの落としぶた」と多機能「菜箸」
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ぶたの落としぶた
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沸き立つ泡が鼻ちょうちんに見えて、とってもキュート
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ここだけの話、子供の頃は食いしん坊すぎて「我が家のハゲタカ」「ハイエナ」などと呼ばれていた。麗しい少女を捕まえてなんてことだろうか。それがトラウマになったのか、今ではスーパーで50%割引シールを貼るお兄さんの動向を監視することハゲタカの如し。見つけた獲物を他のお客さんに取られないように、すかさずカゴに入れることハイエナの如し。おかげで可燃ゴミより不燃ゴミのほうが圧倒的に多い筆者宅。
そんな筆者に自宅に鍋があったことを思いだせてくれた上に、「たまには煮物くらい作ってもいいかな~」なんて思わせたのがこの「ぶたの落としぶた」と「ちょこっとできる菜箸」の2品だ。「ぶたの落としぶた」はぶたの鼻を模したデザインに、「ちょこっとできる菜箸」は大好きな多機能性にひかれた。
落し蓋というものが何なのかピンとこない方のために簡単に説明すると、煮物を作るときになべの中蓋として食材上に直接乗せて使うもの。熱を均一に伝え、煮汁の上に材料が浮き上がるのを防いで、よく味を染み込ませたり、煮崩れを防いだりするのだ。木製の落し蓋なら誰もが一度は目にしたことがあるだろう。ちなみに菜箸は調理につかう長い箸のこと。
だが筆者のように、毎日使わないという人にとって、木製の落し蓋はカビや汚れの心配がある。鍋の直径に合わせてサイズを変えられるものもあるが、あまり細かいつくりだと、すみずみまで洗うのが大変だ。しかし「ぶたの落しぶた」はシリコン製で洗いやすく、つるんとしたフォルム。そしてぽっかり空いた2つの鼻の穴がキュート。鍋の中から持ち上げるときにはこの鼻の穴にプスっと菜箸をさすのだ。鼻の穴に菜箸……いろんな想像が頭の中を駆け巡るに十分な使い方だ。電子レンジのラップ代わりにもなるのだが、そのときは鼻の穴から熱い鼻息をシュ~シュ~出すんだろうなぁ。
「ちょこっとできる菜箸」に至っては和洋折衷ともいうべき機能融合が実現されている。パッケージには4本の菜箸があり、それぞれの頭にスプーン、フォーク、バターナイフ、ヘラが付いている。菜箸として使ってみるとスプーンやフォークになった部分が多少ひっかかることもあるのだが、取り分ける際に活躍してくれるし、洗物の数が減るという思わぬ効果も。
というわけで、さっそくこの2つを使って大根と豚肉の煮物を。煮込んでいると「ぶたの落としぶた」の鼻の穴からぷくぷくと鼻ちょうちんが。久々に料理が楽しく思えた瞬間だ。そして出来上がった煮物で食事を終えたが、まだ台所のなべの中にはまだたくさん煮物がある。それを通りがかりに「ちょこっとできる菜箸」のフォークでプスっと刺しては口に運ぶ。部屋に戻り、またしばらくしてから通りすがりにプスっと刺しては……(以下繰り返し)。こうして、つまみ食いにも便利だということが証明されたのであった。
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つまみ食いにも便利な多機能菜箸
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「ぶたの落としぶた」を持ち上げるときには、鼻の穴に……。
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
ぶたの落としぶた(直径17.5cm) |
マーナ |
980円 |
くらしのヒント |
ちょこっとできる菜箸 |
アイメディア |
480円 |
■ URL
マーナ
http://www.marna-inc.co.jp/
アイメディア
http://www.aimedia.co.jp/
(すずまり)
2003/11/06 11:14
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