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おなかがすく麻雀 「点心麻雀」
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パッケージからして日本語でふりがながふられている
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点心麻雀卓と牌。大人の手にとっては、かなり狭い
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「Nokia 8210」を紹介した際にも書いたが、筆者は香港旅行に行ってきた。香港に行く楽しみの1つは中華料理、それも飲茶であろうことは読者の皆さんにも納得していただけると思う。迷った挙句に何も決められなくなるほどいろいろな点心がある飲茶であるが、筆者の香港旅行はいつも大人数で行くため、多くの点心を頼みやすい。したがって、昼食が毎日飲茶になることも珍しくないのだが、そんな多彩な点心を題材にしたのが今回の一品である「点心麻雀」である。
“麻雀”という名前は付いているが、実際は子供向けスモールセットであるドンジャラというべきもので、牌もプラスチック製の小さいものである。ケースがそのまま麻雀台になるのだが、これが牌を並べた状態で最適化された大きさのため大人には少々扱いにくいのが残念なところである。しかし箱も牌も説明書も日本語化されているのでその点は安心してプレイできる。
牌の柄は「点心」「麺飯」「デザート」「茶」の4ジャンルに分かれており、この中で点心牌が15種類、残りが5種類ずつとなっている。デザートの5種類のうち4種類がお汁粉で占められており、マンゴープリンなど日本でメジャーなものはなかったりする点も残念なのだが、茶が5種類存在する点は中国茶マニアには見逃せない点であろう。
こういった小物を使うゲームは、常に紛失の危険が伴うわけだが、予備の白い牌とシールが添付されてくるのは非常にユーザーフレンドリーである。実際に友人達とプレイしてみたのだが、前述した大きさと狭さの問題で、山を崩してしまったり、牌のジャンル分けにオレンジと赤が使われているためにわかりにくかったりと使い勝手についてはあまりいい評価ではなかった。しかし大いに盛り上がり、その後の夕食は中華にしようという話になったので、魅力は十分あるのではないかと思う。余談だが、近くに中華料理店がなかったため、結局は焼肉になったのだが。
筆者は香港で購入したわけだが、日本語へのローカライズの具合からして日本国内で売っていても不思議ではない。もし見かけたら話のタネに買ってみるのも悪くないのではないだろうか。
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大人3人で手を出すとこんな感じに。牌も小さいので余計に扱いづらいのは仕方ないところだろう
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上がった状態。役名は「おまかせ」で、一番安い役である
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
点心麻雀 |
135香港ドル(約2,000円) |
香港 佐敦(Jordan) 裕華本店正面のワトソンズ3F |
(桜屋敷 珪一)
2003/11/05 10:57
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