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ハサミだって研いでほしい! MADE IN FINLANDの「ハサミ研ぎ器」
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はさみ研ぎ器本体。ABS製のボディに、刃を挿入するスリットが2つついたシンプルな形状。ちなみに本体カラーのオレンジは、FISKARS社伝統のカラーという
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実際にハサミを研いでいるところ。砥石部分は一見するとただの金属だが、実はニッケルでコートされた特殊なもの
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カッターの切れ味が鈍ったら、刃の先端を折って新しい刃を出す。これはごく一般的な使い方だ。しかしこれがハサミとなると、切れ味が鈍ったところで特に何もしないという人がほとんどではなかろうか。包丁を研ぐのならまだしも、ハサミを研ぐというのは正直あまり聞いたことがない。
これは、ハサミの構造そのものにも理由がありそうだ。ちょっとでも磨耗すると途端に使い勝手が悪くなるカッターや包丁と違い、ハサミの場合は多少切れ味が落ちてもテコの原理を使うことで「挟み込んで切断」することが可能だからだ。
とはいえ、ハサミも刃物のひとつであるから、磨耗しないわけではない。今回紹介する「ハサミ研ぎ器」は、購入直後のシャープな切れ味を取り戻してくれる逸品である。使い方は、内側に砥石がついたスリットにハサミの刃を差し込み、本体を前後させるだけ。刃にこびりついたガムテープの粘着面なども一緒に削ぎ落としてくれるので、いつも快適かつ清潔にハサミを利用できるようになる。余談であるが、本製品の発売元であるフィンランドのFISKARS社は、ガーデニング用のハサミや工具で有名な、ハサミの販売シェア世界一のメーカー。そのこだわりぶりには納得させられる。
大手文具店でもほとんど見かけないマニアックな商品であるが、いざ存在を知ってしまうと「どうして今までこーゆー商品がなかったんだろ」と唸らせる。そもそもハサミは簡単に壊れるような品ではないし、紛失でもしない限りずっと使い続ける。切れ味の良い状態で、長く使い続けるために、家庭に1つ常備しておいて損はないだろう。
品名 |
発売元 |
購入価格 |
ハサミ研ぎ器・ミニ |
京セラ(製造:FISKARS) |
500円 |
■ URL
FISKARS
http://www.fiskars.com/
(kizuki)
2003/10/30 11:10
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