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トイレにセンサーライトを 「Qライトマルチ」
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日本セラミックの「Qライトマルチ」。シェードからはみ出しているのがセンサー
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去年引っ越しをしたマンションは、安さがとりえだけに設備については中の下ぐらいで、なにかと庶民的な作りになっている。それでも、玄関の照明はセンサーライトになっていて、出かけるときの消し忘れがなくて、とても重宝している。前の家では、帰ってくると玄関の明かりがつきっぱなしになっていることが多くて、もったいないと同時になんとなくもの悲しい気分になったものだ。
この便利さを導入したいと思ったのがトイレだ。夜にトイレに立つと、明かりがつけっぱなしになっていることが多く、ノックをするのも面倒くさいし、些少とはいえ電気代ももったいないことだと気になっていた。いや、犯人の一人は自分であることは間違いないのだが。
そんなときに楽天で見つけたのが「Qライトマルチ SL-360」という製品だ。これは電球のシェードの部分にセンサーが組み込まれた製品で、電球用のE26口金にそのまま差し込むようになっている。口金の部分には設定スイッチが内蔵されていて、点灯時間(10秒、1分、3分)などが調整できる。また、明かりのつき方も選べるようになっていて、通常は真っ暗でパッと全開になる「蛍光灯モード」、ゆっくりと点灯しゆっくりと消える「ON/OFFモード」、通常も30%の明るさで照らしている「調光モード」が用意されている。通常は60Wの白熱電球を使用するが、13Wの電球型蛍光灯も使用できる。ただし、蛍光灯の場合は「蛍光灯モード」しか選べない。
5,800円という金額は、やや高く感じたが、楽天内の3店舗ともほぼ同じ値段で、類似商品も見あたらないことからその場で購入した。買ってみてわかったのは、かなり安っぽい作りだったこと。ビニール素材のシェードの部分から、プラスチックのセンサーがニョキと出ているデザインは、インテリア重視の方々には受け入れられそうもない。また、シェードの部分が直径約10cmと太くなっているので、ダウンライト用の器具にはうまくはまらない。幸い、近所の照明器具店でE26口金の延長器具を入手し、ようやく取り付けることができた。
とりあえず「蛍光灯モード」に設定し、センサーがドアに近いように設置する。ドアを開けると無事に点灯し、設置は成功だ。点灯時間は3分に設定した。やっぱりセンサーライトはとっても便利で、家族にも評判がいい。ただ、常設の雑誌や書籍に読みふけっていると、明かりが消えてしまい、真っ暗になったのであわてた。身じろぎもしないので、センサーが動作を確認できなくなるのだ。でも、すぐに慣れて、右手を軽く左右に振ることで復帰できるし、タイムリミットが近いなと思うと、あらかじめ右手をぶらぶらする癖もついた。
ウチのウォシュレットには、立ち上がると勝手に水洗してくれる機能もついているので、小用を座ってするという条件下であれば、どこにもさわらずに用を足すことも可能ではある。ただ、やっぱり落ち着かないので、トイレに行くたびに、きちんと石けんで手洗いしている。
あんまり便利なので、廊下や洗面台など、たまにしか人がいない場所には全部設置したいのだが、さすがに値段が高いので二の足を踏んでいる。実現できれば、廊下を歩いていくと、明かりが順番についたりして楽しいと思うのだ。そのためにも2,000円ぐらいになるといいなぁ。
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口金近くの部分が開き、スイッチで設定できる
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設置に必要だったE26口金の延長器具。あまりみかけないものだが、最近は必要になることが多いらしい。170円だった
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
Qライトマルチ SL-360 |
日本セラミック |
5,800円 |
楽天市場内のショップ |
■ URL
製品情報
http://www.nicera.co.jp/html/htmlj3/mp/seihind003.htm
(伊達 浩二)
2003/08/07 11:04
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