連載バックナンバー
■
Bluetoothで音楽を飛ばして楽しむ。ヤマハ「NX-B02」
[2009/06/26]
■
サンワサプライのWeb限定商品「Miniトラックボールマウス」
[2009/06/25]
■
コンパクトな光学ディスク専用プリンター「CW-E60」
[2009/06/24]
■
長すぎるマウスケーブルをがっちり固定「マウスアンカー」
[2009/06/23]
■
ポートの見分けやすさはピカイチ「表彰台USBハブ」
[2009/06/22]
■
ずっと使いたいカメラケースはオーダーメイドで
[2009/06/19]
■
クリック専用デバイス? 指先で使う超小型トラックボール
[2009/06/18]
■
「光センサースイッチ」で暗いときに電源をオン!
[2009/06/17]
■
天井と壁面、どちらにも取り付けられるロジテックのLANカメラ
[2009/06/16]
■
サルでも使える? amadanaのポケットビデオカメラ「SAL」
[2009/06/15]
■
2009年6月
■
2009年5月
■
2009年4月
■
2009年3月
■
2009年2月
■
2009年1月
■
2008年
■
2007年
■
2006年
■
2005年
■
2004年
■
2003年
■
2002年
■
2001年
■
2000年
エアコン冷風の直撃を防ぐ! 「エアーウィング」
エアーウィングを取り付けたエアコン。送風口からの風の直撃をブロック
海外旅行などで国際線に長時間乗る際、異常なまでのクーラーの利き具合に閉口することがある。特にアメリカ本土行きはこの傾向が顕著で、機内がまるで真冬のような寒さである。どうやらあちらには気温を見ながらクーラーをつけたり消したりするという考え方はないらしく、とにかくクーラーをガンガンかけっぱなしにして気温を下げ、寒い場合は衣類で調整する、というのが常識らしい。結果的に、外は真夏にも関わらず、機内では毛布に包まっている搭乗客だらけとなる(そんな中でも欧米人は半袖で平気にしている。実に不思議な光景である)。海外へよく行く知人に聞くと、国際線はどこも同じような状態らしく、何度も乗り合わせるうちにすっかり慣れてしまったとのこと。要するに慣れの問題らしいが、なかなか理解し難い世界である。
さて、このような状況に比べれば、日本の家庭の冷房事情は快適そのものである。今夏は電力不足こそ懸念されているものの、エアコンの機能面で言えば、除湿あり、脱臭・抗菌あり、静音機能ありと盛り沢山である。一昔前の「ただ冷風を出すだけのバカでかい機械」とは異なり、ほんの十数年でよくもここまで進化したものだと感心させられる。国際線のクーラーに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい気分である。
機能面では文句のつけようがない昨今のエアコンであるが、設置場所によっては冷風が体を直撃することがあって、長時間利用するには少々辛い場合がある。直接体に冷風が当たっても冷えないモードを装備している機種もあるが、それでも寝ている間ずっと体に当たり続けるのは厳しいし、もともと体質的にエアコンの冷風に弱い方もいることだろう。エアコンの風が直撃しない場所まで、わざわざ寝具を移動させるとなると手間もかかるし、ちょっと本末転倒である。
「エアーウィング」は、こんな場合に冷風の直撃を防いでくれるアイテムである。仕組みは至ってシンプルで、エアコンの送風口上に両面テープで貼り付け、冷風を上下に逃がすだけ。角度も調整できるから、冷風の向きをコントロールするのも簡単である。これを付けておけば、クーラーの真下で寝ていても冷風の直撃を受けることなく、快適な睡眠が約束される。
「そんなの自作すりゃいいじゃん」と思われる方もおられるかもしれない。筆者も以前、本製品とよく似たガードを厚紙で自作し、自室のエアコンに貼り付けていたことがある。しかし厚紙製の悲しさか、湿気でカビたり、風向きを調節できなかったりと散々だった上、見た目もよろしくなかった。この「エアーウィング」は取り付けた後の見栄えもよく、角度調整も自在でなかなかグーな製品である。難点は価格が少々高めなことと、幅が50センチと少々短めなことだが、エアコンに装着することでわずかながら静音化の効果もあり、トータルでは良い買い物だと思う。夏本番であるこの時期に活躍してくれそうなアイテムである。
正面から見たところ。色・質感ともエアコンにマッチしているのがよさげ
アーム部分は自由に可動するので角度の調整もラクラク。取り外しも可能
品名
発売元
購入価格
購入場所
エアーウィング
ダイアンサービス
5,500円
王様のアイディア
■
URL
製品情報
http://www.airwing.jp/kaiteki/aw_01.html
(kizuki)
2003/08/04 11:07
ケータイ Watchホームページ
ケータイWatch編集部
k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.