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オークション派に便利な「コンパクトレタースケール」

コンパクトレタースケール
 一時は電子メールの普及によって郵便局はあがったりになるんじゃないかしらなんて密かに考えたこともあったのだが、いやいやどうして。手紙こそ送らないものの、別の用途で信じられないくらい利用頻度が高まってしまった。それはインターネットのオークションに参加するようになったからである。

 どうしても欲しいものがあって生まれて初めて入札したのが約1年前。初参加で競り合った末に無事落札できたときのドキドキ感、顔も知らぬ人との取引を行なう緊張感は今でも忘れられない。そして半年を過ぎたあたりから自分でも出品するようになった。文句言われたらどうしようとか必要以上の不安を抱きながらも、無事発送を完了したときは不思議な達成感を感じたものだ。後はひたすらハマってしまった。なんとなく気分が乗らないときなどはウィンドウショッピングをする感覚でサイトを眺めてみると、新品から中古品、ジャンク品に至るまでいろんなものがあるわあるわ! 不思議な空間をさまよっているような錯覚に陥る。

 オークションの際に売り手買い手の双方が気にすることの1つは送料である。できるだけお金をかけずに入手するには安全な範囲で送料を押さえたい。一般的には「宅配便」や「ゆうパック」を利用するが、小物の場合「普通郵便」や「定形外郵便」を選択したりすることもある。もし自分が出品する側に立ったときは、相手が郵便を選択してきたらあらかじめ切手代も乗せて支払ってもらうのだが、このとき必要になるのが郵便料金を知るレタースケールなのだ。


パッケージも小ぶり 郵便料金を知るには、レタースケールが必須アイテム

メモリには詳細な郵便料金が
 以前は大して分厚いものを送ることはなかったので、MARUZEN ポストマン100という秤を使って手紙の重さを確認していた。これは最大100gまで確認できるし、見た目もなんだかかわいいので割と気に入っていたのだが、梱包の具合で厚みが定形外と思しきものが増えるにつれて切手代の確認が不安になったのだ。いちいち郵便局の窓口の開いている時間帯に出向くのは面倒だが、スピーディな対応が喜ばれるオークションゆえに、すばやく確認できたら嬉しい。そんな要望をかなえてくれるのが「コンパクトレタースケール」である。

 上に封筒を載せると針が動き、重量にあった代金を指し示してくれる。最大250gまで計量が可能。このときもし50g以内であったとしても厚みが1cmを超えていたら定形外郵便となる。それを確認するためにはトレーを立てればよい。ちょうど1cm幅のトレーの隙間を通るかどうかで判断できるというわけだ。

 小さいので置き場所にも困らないし、重さと厚さの両方が確認できるのでオークション利用者には役立つ一品だろう。ただし指針の先が料金の境目だったりしたときは迷わず郵便局ではかってもらおう。


トレーを縦にして…… 郵便物の厚さを計測することも可能
品名 発売元 購入価格 購入場所
コンパクトレタースケール(Yellow) ミドリ 1,200円 東急ハンズ新宿店



(すずまり)
2003/07/23 11:02

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