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こだわりの寝具 「サブライムシリーズ」のピローとパッド

サブライムピロー(枕)とサブライムパッド(敷布)
 人間にとって適度で快適な睡眠を得るということは健康な体を保つ上で大切だ。筆者は1日6時間程度と平均的な睡眠時間はとっているが、寝具に関しては無頓着で、家にあるものをただ使っているのみ。それゆえか、しっかり寝ているのに起床時に昨日の疲れが残っていたり肩や首回りの凝りが取れない事が多々あるのだ。もしかしたら使っている寝具が自分に合っておらず、十分に疲れを癒しきれていないのかもしれない。

 それならば快適な睡眠環境というのを追求してみようか、というわけで試用したのが今回紹介する大阪西川の「サブライムピロー」と「サブライムパッド」だ。

 このサブライムシリーズは、全米のウレタンフォーム枕市場でトップシェアを誇る米カーペンターと大阪西川の共同開発によって完成した寝具だ。素材にNASAで開発されたウレタン素材に独自のノウハウをプラスして改良されたセンシティブフォームを採用。表面に設けられた細かくい無数の突起がソフトな感触とフィット感を向上させると共に、体温や体圧に反応して自然にその形状を変えることで一点に集まる圧力を分散。疲れにくく、血行を妨げない睡眠環境が得られるのがのがウリだ。

 また、一般的に知られている低反発ウレタンは温度によってその硬度が変化してしまい、夏は硬く、冬は柔らかくなってしまうとの事だが、センシティブフォームはこうした温度変化にも強く、常に一定の硬さが保たれるのだそうだ。

 実際に使用してみたのだが、非常に柔らかく柔軟性のあるセンシティブフォームは確かに体のどこにも負担がかからず、ふわっとした雲に包まれるかのような心地よさがあり、スーっと眠りの世界へ誘われてしまう。余計な負担がかかっていないためか、姿勢を変えるために寝返りを打つ事もなく、今まで起床時に感じていた肩や首のだるさもない。一週間ほど使っているが、すっかり肩凝りから解放され実に体が軽く感じられるようになった。

 しかし、もしかしたら偶然疲れていない、体調の万全な時期に試していただけかもしれないと疑い、試しにと布団と枕を以前のものに戻してみたら……う、体が重い。抜けきれない肩の凝りが再発してしまった。これはまさにサブライムパッドとサブライムピローによって疲労知らずのベストな睡眠環境を得られていたことの証明となるだろう。寝具一式を変えるだけでこんなに変わるものなのかと驚いてしまった。

 寝具にはほとんどこだわりを持っていなかった筆者だが、一日の疲れを癒し、明日の活力を得る事ができるサブライムシリーズはお気に入りとなってしまった。疲れやだるさを感じ、それがなかなか取れないと悩んでいる方はぜひ一度試してみてほしい。寝具にはこだわりを持つべき、というのを感じさせてくれた一品だ。


敷いてみたところ。カバーがかけられているので見た目は至って普通だが…… サブライムパッドのカバーの内側。表面には細かい無数の突起が設けられており、ソフトな感触とフィット感が得られる

サブライムピローにも、同様に無数の突起が。 センシティブフォームは非常に柔らかく柔軟性があり、体のどこにも負担がかからない
品名 発売元 購入価格
サブライムピロー 大阪西川 15,000円
サブライムパッド(シングル) 30,000円



(古宮 創)
2003/07/11 11:08

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