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コンクリートジャングルで地磁気を感じろ! 「コンパスベル」
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「コンパスベル」 小さいコンパスだが、摩擦を減らすために中には液体が充填されていてけっこう
精度がよい
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取り付けるとこんな感じ。鳴らすためのレバーはベルの周りを回すことができる
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少々暑くなってきたが、この季節が自転車で走るには最も適した時期の一つだと思う。都外近郊を住まいとする筆者は日頃東京都内を移動するのにJR線なり地下鉄なりを利用しているわけだが、こういうときは大枚はたいて購入した折り畳み自転車を持ち出して走り回りたくなる。
山手線の内側は自転車で移動してみると案外近かったりして気分がよい。上野-秋葉原-有楽町-新宿といった聖地巡りみたいな移動でも、時間が多少かかるがいい運動になるものである。
しかし、都内を走る上で問題になるのが道路の複雑さだろう。GPSナビゲーションシステムを自転車にも搭載したいところだが、わりと高価なものになるのにコケたら壊しちゃう不安感があって手が出せない。GPS携帯を使うという手もあるが、筆者の携帯電話では使えない。そんなわけで、「コンパスベル」の登場となる。
幸い、都内ではコンビニでも売っているポケット地図さえ持っていれば目的地までの方向がなんとなくわかる。あとはコンパスベルの指す方向を合わせてやればなんとなく近くまでは行ける(はず)。目的地そのものの方向に道がなくても、右に行ったり左に行ったりしてだんだん合わせ込んでいけば大きく外れることはないし、不安なら止まって地図を確認できるのが自転車の大きなメリットだろう。
電池切れの心配もなく、自転車を倒したりしてぶつけてもそう簡単には壊れないのは大きな魅力であろう。筆者のコンパスベルは自転車を倒しちゃったりしてだいぶ傷ついているが、値段が値段だけに気にならない。これがPalmやPocket PCやGarminのGPS端末だったらかなり悲しい気持ちになるに違いない。
コンクリートジャングルと言われて久しい都心でも、風と地磁気を感じることができるのは幸せなことかもしれない。自転車をお持ちの方は、梅雨の合間に晴れた日にでも、一度サイクリングをしてみてはいかがだろうか。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
コンパスベル |
450円 |
どこかのディスカウントショップ |
(桜屋敷 珪一)
2003/07/02 10:59
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