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携帯カメラにちょっと差をつける!? 「チョ~!ワイドレンズ」

チョ~!ワイドレンズ
 カメラ付携帯電話の普及率、進化は止まらない。ほんの数年前CMOSの数万画素だったレンズも今やメガピクセル時代に突入。撮影する事に特化したデジタルカメラと比較するとまだまだと思われるところもあるが、日常のスナップ撮影には十分耐え得る画質を得ることができるようになってきた。また、普通のデジタルカメラにはあまり見られない携帯電話ならではの機能として、フレームやスタンプなど撮影した画像を加工してさらに楽しむ工夫が盛り込まれており、これもまた人気を呼ぶ1つの要素なのではないだろうか。

 FOMA N2051を発売日に購入し、晴れて画像添付メールができるようになった筆者も購入当初はそんな付加機能を面白がって使っていたが、フレームやスタンプのレパートリーには限りがある。「ちょっと面白いスナップ撮って友人に送ってみよう」と思っても、フレームやスタンプじゃいつもと変わらないよなァ……なんて思っていた時に発見したのがこのチョ~!ワイドレンズ。携帯カメラのレンズ部に張り付けて使用するオプションの超広角レンズだ。

 どんな画像が撮れるのかは実際にスナップを見て戴くのが早いと思うが、湾曲したレンズを通して見る世界は全てが丸みを帯びたように映る。文字で表現すると「うにょ~~ん」、何か他のモノに例えろと言うならば玄関のドアスコープから見た扉の向こうにいる来訪者の顔……とでも言えば何となくでも分かって戴けるだろうか。フレームやスタンプではできない面白スナップが手軽に撮れるようになる。ちなみに、被写体は丸みを帯びたものではなく、四角形等の方がよりその効果がハッキリと分かるようになる。

 似たようなカメラ付き携帯電話向けのオプションレンズとしてシステムアドバンスより「ぴた@レンズ」という被写体にググっと寄れるようになるマクロレンズが発売されているが、こちらはレンズを直接カメラ部分に張り付けるという性質上、シールの粘着力が弱まると使えなくなってしまう使い捨てタイプであった。「チョ~!ワイドレンズ」では、この問題を携帯カメラの上に被せるように張り付けるO型の金属リングと内側に磁石が埋め込まれたレンズ部に分離することで解決。着脱が容易にできるようになっており、被写体や用途に応じて切り替えることが可能だ。


従来品ではレンズを直接携帯カメラに装着するので、吸着力がなくなってしまうと買い換えるしかなかった。「チョ~!ワイドレンズ」では部品を、金属リングと磁石が埋め込まれたレンズ部に分離することで解決した
筆者のN2051に装着したところ

 ちなみにレンズ径が似通っているCASIOのEXILIMでも使えるかと思い試してみたところ、バッチリと装着可能であった。筆者のEXILIMは初代のEX-S1だが、メガピクセルクラスの解像度があるとこの湾曲した世界の細部までクッキリと見渡せてなかなか面白い。意味もなくふと目に止まった被写体に向けておもむろにシャッターを切ると予想外の絵が得られたりする楽しさがあり、意味もなくパシパシと撮り始めてしまう。また、いわゆる「自分撮り」をしてみれば、なかなか細身の好青年(あくまで自称なので突っ込まないように)もビックリするほどヘンテコリンな顔が撮れたりすることも。

 残念なのはこのワイドレンズ、やや厚みがある構造上の影響か四隅にレンズ脇のプラスチック部分が映り込んで黒くなってしまうケースがあることだ。これはこれで壁に開いた小さな穴から向こうを覗いているような絵になって面白いと言えば面白いのだが……何とか改善できないものだろうかと模索中である。


ちなみにレンズ径が同じぐらいのEXILIMにも装着可能 なかなか細身の好青年(自称)もビックリするほどヘンテコ顔
品名 発売元 購入価格 購入場所
チョ~!ワイドレンズ ハドソン 880円 王様のアイデア八重洲店



(古宮 創)
2003/06/10 11:28

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