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今度こそは脱・肥満宣言! 「協栄ジム認定ハイパワー減量スーツ」
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協栄ジム認定
ハイパワー減量スーツ
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え? 何のこと? 覚えていません。はっきりいって。腹筋は6つに割れたかって? は? なんすかナニ言ってるっスか? あー横2つならね(ってそれはデフォルトの二段腹)。年末の忘年会のせいで“過去のこと”などすっかり忘れてしまった筆者。日本の習慣はときに筆者にとって都合よく有利に働いているらしい。
掃除をするときのことを考えてみていただきたい。汚れまくったパソコンの筐体のごとく、さっと拭いたときBeforeとAfterではっきり差がでると「やる気」が沸いてくるものだ。このように人は目に見えて違いの分かる結果を喜ぶ。ポイントはここだ。やはり何か、その都度インパクトが欲しいのだ。
そんなわけで前向きに生きる決意も新たに、脳の松果体の光センサーで季節の変わり目を感知し、どこからともなく「まだ痩せねーのかよ! 駄目だなせいぜい今年もやってみれホルモン」が分泌された(想像)筆者の網膜が、最終的に捕らえた映像がいわゆるサウナスーツと呼ばれる「協栄ジム認定ハイパワー減量スーツ」であった。
このサウナスーツは協栄ジムのお墨付き。ボクサーといえば減量である。そして大量の汗である。そしてこのスーツは期待通り大量発汗を促す仕様なのだ。表地はナイロンで裏地はゴムコーティング。つまり布そのものの通気性はゼロだ。スーツと体の間が完璧にサウナ状態になることを意味している。サイトで検索してみるとさまざまなところで体験レポートがあがっている。みな汗をかいてうれしそうである。となれば、即やってみるしかないのである!
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表地はナイロンで……
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裏地はゴムコーティング。布そのものの通気性はゼロだ
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汗をかいてうれしそうな体験レポートを読むと、即やってみるしかない! という気持ちも湧いてくる !!
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折りしも天気は久々の晴天! 気温もまぁまぁ暑い感じ。これは期待できそうな日だ。減量スーツを着込み、ウェストポーチにiPodを仕込み、タオルをひっつかんでいざウォーキング! スーツを着込んで出かける準備をしている時点で、うっすらと汗をかき始めていた。
そのまま近所の遊歩道を1時間ほど歩いてみた。30分も経たないうちに顔よりも体から発汗していることを自覚できるほどに。30分を過ぎたあたりから元気よく腕を振ると袖口の隙間から汗が流れでてきた。粒ではなく、液体として汗が流れて飛んでいくほどなのである。
途中のコンビニの誘惑をなんとか断ち切り、ほぼ1時間後に帰宅。減量スーツを脱いで見ると中に着ていたものはみな汗を吸い込んでどっしりと重たくなっている。最終的に0.8kgの汗をかいたことが分かった。これはわかりやすい。努力の成果として嬉しい結果である。
新陳代謝が低下しているなぁと感じていたので、一度にこれだけの大量発汗はほんとうに久しぶりである。ダイエットうんぬんとは別に、すごい爽快感が得られるのだ。ウォーキングをしなくとも、日常生活で着用しても普段より汗をかくことは間違いない。
ただここで気をつけたいのは水分補給。体から一度に約1kgもの水分が失われたわけで、そのままにしていたら脱水症状を起こしてしまう恐れが。血液の濃度のためにも適度な水分とミネラル補給は心がけたい。また確かに体重は一時的に減るが、「発汗=痩せた」ではないのだ。本当に痩せるというのは、こうやって循環をよくし、結果的に脂肪を燃焼させてはじめて痩せたといえるのだ。まずはこれが第一歩。そしてやっぱり継続です>自分
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袖口をしっかり閉めて、あとは発汗させるだけ。ただし脱水症状にならないよう、水分補給には気をつけよう
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胸にはKYOEIGYMのマーク
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(すずまり)
2003/06/05 10:55
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