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ヘンな間取りの借家に引っ越したテレビっ子には「スマートリンク」

スマートリンク
(AN-SS700)
こちらがスカパーのチューナーに付けた送信機
 2.4GHz帯を使ったワイヤレス通信というと、最近パソコンの世界で一般的に使用されているIEEE 802.11bなどの無線LANの規格を思い浮かべる人が多いだろう。実は、我が家にはそれとは用途が異なる2.4GHz帯を使った無線機器が導入されているので、それを紹介してみようと思う。

 事の発端は筆者が昨年引っ越したことにある。最も長い時間を過ごすであろう居間が北側にあり、廊下を挟んで寝室と書斎(通称:オタク部屋)が南側にあるという新居の間取り。一見すると何の問題も無いように思えるこの間取りがちょっとした不満の原因となった。

 というのも、居間にも地上波とBSのラインは来ているのだが、大好きなF1の生中継を見るにはスカパーじゃないとダメ。つまり、ここでスカパーのケーブルをどうやって南側のベランダから北側の部屋に通すか、という問題が発生したのだ。

 もちろん、書斎にもテレビがあるので、こちらで見ればOKという話もあるのだが、気持ちとしてはやっぱり居間でくつろぎながら見たい。そこで登場となったのが、シャープの「スマートリンク」(AN-SS700)というテレビ用の無線ユニットだ。

 無線でMPEG-2の動画データをリアルタイムに飛ばして、別の部屋でテレビを見られるようにしようという製品だ。ブラウン管のテレビに比べ、なんとか持ち歩きも可能な液晶テレビ用に用意されたものだが、一般的なコンポジット端子で接続できるので、他社製のテレビとチューナー(あるいはビデオデッキなど)でも問題なく利用できる。

 ネット上で調べたところ25,000円程度で販売されているが分かり、さっそく購入。送信機をスカパーのチューナーに、受信機を居間のテレビに繋げ、セットアップ完了。送信機や受信機の前に人が立つと、角度によっては映像が途切れるという問題も無いではないが、画質的には全然OK。さらに付属の赤外線リモコンで送信機側のチューナーをコントロールできる機能も付いている。

 しかし、よくよく考えてみれば、何よりも嬉しいのは、1つのCSチューナーの映像を2台のテレビに簡単に分配できるということなのかもしれない。


こちらはテレビ側に接続した受信機。外見はほとんど変わらない 付属のリモコンで送信機側のチューナーをコントロールできる
品名 購入価格 購入場所
スマートリンク(AN-SS700) 25,000円ぐらい ショッピングサイト(失念)



URL
  ニュースリリース
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010724-2.html
  製品情報
  http://www.sharp.co.jp/aquos/wireless/smartlink.html


(湯野 康隆)
2003/05/23 10:59

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