ケータイWatch　本日の一品

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探しものはなんですか？　見つけにくいなら音でお知らせ♪

ワイヤレスロケーター
Now You Can Find It!

中身はこんな感じ。1つのベースに対し、4つのロケーターが標準で付属

　同じ場所に長く住んでいると何をどこに置くかという生活習慣ができあがり、鍵や携帯電話、眼鏡、リモコンの類は無意識のうちにお決まりの場所に置いているという人は多いと思う。朝起きてから寝るまでの行動パターンもほぼ確定し、何も考えなくてもあるべき場所にあるべきものがあるというのが日常生活をスムーズに運ばせるポイントなのだが、どういうわけかある時突然、そのリズムが狂うことがある。

　普段あまり考えないようなことを朝から考えてしまったために、洗顔フォームと間違えて歯磨き粉で顔を洗いそうになってたまげたとか、そんなことが引き金になってリズムが狂うと次に起こり得るのは貴重品の紛失だ。「あら、眼鏡はどこ？　眼鏡がないと眼鏡が探せませんわ！」「携帯電話どこいった？　確かいつもここに……」そして極めつけは「あれー？　鍵がない！」という具合だ。鍵が見つからないというのは本当に困る。急いで出かけたい時に限って鍵が見当たらないので出かけられないなんてこともあるからだ。

　物言わぬ紛失物を探す時間ほどストレスが溜まってもどかしいものはない。携帯電話の場合、まず自分の番号に電話してみるというのが常套手段だが、これと同じ原理で紛失物のありかを音でお知らせできるというのが今回ご紹介する『ワイヤレス・ロケーター』である。

　発信音を出すロケーターを紛失しがちなものに取り付けて、いざというときにベース（発信装置）のボタンを押せば半径9メートルの範囲でアラーム音により場所を知ることができるという単純な仕組み（人もうらやむ広大な敷地にお住まいの方の場合、移動しながら都度ボタンを押すべし）。また1つのベースで4つのアイテムまで対応可能で、それぞれのアラーム音が異なるため音で聞き分けることもできる（そんなに一度に捜索することは稀だとは思うが）。リモコンなどキーホルダーのつけにくいもののためにマジックテープも付属している。

　家族で住んでいると一人くらいはもとあったところに物を返さないという「置きっぱなしの帝王」がいるだろう。そんな場合には、最も持ち去られる頻度の高いものに貼り付けておけばいつでも捜索可能になる。最悪の場合ベースそのものが持ち去られていなくなってしまうことも考えられるが、ベースを特定の場所に固定しておけるブラケット（ベースの背面に装着）からはずれたまま2分過ぎると、ベース自体から警告音がなるタイマー機能もついているので安心だ。

　旅行中なら自分の荷物につけておけば探すのが楽になるだろう。変わった使い方としてはそれぞれの部屋にいる人に向けて、キッチンから「ご飯ですよ～」の合図としても使えるかもしれない。アイデア次第でおもしろく使えるワイヤレス・ロケーターをぜひお試しあれ！


4つのロケーターは、それぞれのアラーム音が異なるため音で聞き分けることもできる	鍵やリモコンなど見失いがちなアイテムにどんどん付けられる。アイデア次第でいろいろつかえそう

品名	発売元	購入価格	購入場所
ワイヤレスロケーター Now You Can Find It!	シャーパーイメージ・ジャパン	8,800円	ディノス

（すずまり）
2003/05/06 11:05

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