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スピーカーとヘッドホンを一発切替！ BBポン！
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BBポン！
本体の形状はシンプル
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本体のアップ。スピーカーとヘッドホンの切替は上面のスイッチで行う
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近頃スピーカーが売れているらしい。スピーカーといってもオーディオユースではなく、パソコン用のスピーカーだ。昨今はパソコンでTVやDVDを見るという行為が一般化してきたため、パソコン本体の内蔵スピーカーでは音質的に物足りなくなったり、自作マシンにはスピーカー自体付いていなかったりで、別途外付けのものを買い求める……という、そんな図式だ。音はいいほうが望ましいけれど、オーディオ用のスピーカーは高額だし、何よりデザイン的にパソコンには合わない。その点パソコン用と銘打たれたスピーカーはパソコンの横に置いても大丈夫なように防磁処理もきちんとされているし、価格も数千円程度。お買い得感は高い。
その一方で、パソコンが広く普及し、設置場所が自室だけでなく家庭内のあちこちに分散するようになったことで、おいそれとスピーカーから大きな音を出せない状況になりつつあるのも事実だ。リビングでは、ほかにテレビなどが設置されているから音は出しにくいし、そもそも家族がいるところでスピーカーから音は出したくない、という場合も多かろう。ネット上にFlashなど音声を伴う動画コンテンツがゴロゴロ転がっている現在、見るほうが意図していなくても急にスピーカーから怪しげな音声が、ということもあり得る。
とはいえ、この種のコンテンツを日々視聴するようになってくると、今度はヘッドホンが自然と欠かせなくなってくる。家族が横でテレビを見ている時はヘッドホンで、ひとりでいる時はスピーカーで。このようなスタイルでスピーカーとヘッドホンを共用されている方は少なくはないと思う。
しかし、この「スピーカーとヘッドホンの切り替え」は何かと厄介である。その都度コネクタを差し替えようにも、大抵のパソコンの音声端子は背面についている。パソコンが卓上に置いてあるとは限らない以上、本体にいちいち手を回してこれらを抜き差しするのは現実的には不可能に近い。また最近は音声チャットやゲーム用途でマイクを備えたヘッドホン（いわゆるマイクロホン）も多く、音声入力だけでなく出力の端子も備えている場合がある。最近はスピーカー本体に増設用のヘッドホン端子まで供えた製品も（ごく稀に）あるけれど、マイクロフォンを使う場合は、いかにヘッドホン端子を備えたスピーカーであっても対応できない。
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実際にスピーカーとヘッドホンを接続した例
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今回紹介する「BBポン！」は、スピーカーとヘッドホンをスイッチひとつで簡単に切り替えることができるグッズだ。写真をご覧いただければ分かる通り、スピーカーとヘッドホンそれぞれの入力端子をこの「BBポン！」に装着し、そこからパソコンに接続するだけの手軽さだ。スピーカーとヘッドホンの切り替えは本体のスイッチで物理的に行なう。ユーティリティを使ってキーボードから切り替えられないの？ と思われるかもしれないが、OS起動後にしか切り替えできないのでは意味がないし、家族に聞かれてはマズい音声を反射的に切り替えるには物理的なスイッチのほうがよい。従ってこの機構は正解だと思う。
ユニークな商品名で知られるイーレッツの中では比較的地味な部類に入るこの「BBポン！」だが、実用性という意味ではピカイチである。利用環境がかなり限定されるため万人に受け入れられる商品ではないけれども、欲しい人にとってはまさに蜘蛛の糸のような存在の商品である。スピーカーとヘッドホンを併用しておられる環境の方にはぜひお試しいただきたい。
| 品名 |
購入価格 |
購入場所 |
| BBポン！ |
1,980円 |
イーレッツダイレクト |
■ ＵＲＬ
製品情報
http://www.e-lets.co.jp/product/bbpon.htm
（kizuki）
2003/04/25 11:00
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