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ポール・スミスで限定販売したキートップ・スツール「Command Sit」!
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Coomand Sit ギブソンSGギターが小さいのか、キートップが大きいのか……
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筆者の愛犬にはシカトされてしまった2個の寝心地の悪そうな「Command Sit」
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「ス・マークビッチ」という米国の商業デザイナーがデスクトップパソコンのキーボード・キートップを拡大イメージしたアメリカンサイズのプラスチック製のスツールをデザインした。それをどこかで見たポール・スミス氏がいたく気に入り、日本国内のポール・スミス各店で年初に予約発売となった。目新しいグッズに目がない筆者が一番に飛びついたことは言うまでもない。
当初物好きなユーザーにしか売れないと思われたこのスツールだが、今年の春先になると、あちこちのオークションサイトで、この「Command Sit」と名付けられたスツールが続々と登場してきた。発売当初は売価12,000円だったCommand Sitも、オークションサイト上では元の定価の1.5~2.5倍くらいで取引されているようだった。
筆者は、発売時に白のCommand Sitを一脚だけ購入していたが、どうも単体でポツンと1つあるだけではキーボードという感覚には遠く、インテリアとしてもインパクトに欠けていたので、早速オークションサイトでブラックカラーのCommand Sitを落札した。本当は数個のCommand Sitを入手してリビングの隅っこに並べたりするのが本来の使い方なのかもしれない。
筆者は追加購入した黒のキートップで、合計2個のCommand Sitを持つ身になってしまったが、2個で打ち止めにしたのが大正解だった。さすが、この大きさのキートップ・スツールが2個もリビングにゴロンゴロンとあると、存在感が在り過ぎて少し怖いくらいになってしまう。キートップに乗っかったエレキギターはごく普通のサイズだが、一体どちらがどのようなサイズなのか理解できない錯覚に陥ってしまうだろう。
構造的にはプラスチック製の風呂場の椅子と同様のCommand Sitの特長は、何と言っても、その特殊な形状にあることは間違いない。座り心地や価格性能比は自慢できたモノではないだろうが、はじめて見る人に対しては、この形状を自慢できるだろう。座り心地の割に床面積が必要なCommand Sitの唯一便利なところは、不要な時にある程度の脚数なら積み重ねられる「スタック収納」ができることだろう。
豪華で広大なお風呂が自慢の読者なら、風呂場で使うのも豪華でグッドなアイデアだ。大きさは十分だが、座面の真ん中あたりが窪んでいるので残念ながら「ちゃぶ台」などには使えない。環境が許せば、25畳以上で何も家具がないフローリングのリビングに、少しオシャレで高さのある間接照明とCommand Sitだけのクールなインテリアを配置できれば最高だ。
品名 |
発売 |
購入価格 |
Coomand Sit スツール 白&黒 |
ポール・スミス各店で2003年1月に限定発売 |
1月時点の予約販売では1個12,000円 |
(ゼロ・ハリ)
2003/04/22 11:38
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