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風呂の中で100数えられないせっかちな人向けの「蛙の玩具」
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フロッグ風呂栓 ペット用の玩具のようなゴム質で作られた長風呂サポート風呂栓
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昨今はバスタブの中に、居ながら聞けるCDプレーヤーや、防水のワイヤレステレビセットなどが出現し、風呂場で、あたかもリビングに居る時と同じように過ごすことができる。しかし、無線LAN技術の恩恵を受けた便利でも高価な防水テレビを買える甲斐性のある金持ち父さんは別にして、ごく一般のファミリー向けの退屈解消法はなかなか見つからない。
そんな時は、もっとも退屈病が出やすい小さな子供の例に習うしかない。小さな子供を湯冷めさせないために、多くの母親は玩具を持ち込むことを検討するのが普通だ。水気や湿気の多い風呂場に持ち込むことのできる玩具や書籍は最近はよく見かけるようになった。
本日ご紹介する「フロッグ風呂栓」も、そんな「退屈退治」のアイテムだ。最初から付いているバスタブ底の排水栓を抜き、代わりにフロッグをかたどった水栓を使用する。柔らかいゴム質の材料でできたフロッグには、ペット用の玩具に取り付けられているような小さな笛が取り付けられており、フロッグの体を握ると妙な音を発して鳴く。フロッグの内部には空気が入っているので、風呂栓をセットし、お湯を張ると、浮力で常にフロッグがお湯の表面を漂う形になる。
最初の2~3日に限れば筆者1人でも、フロッグを水中に引きずり込んだり、本体をひねったりして、いつもより3~4分は長くバスタブに入っていられた。子供と一緒ならば、さらに大きな効果が期待できるはずだ。クシャクシャにすると簡単に手のひらに隠すことができ、栓につながる細い鎖を引っ張れば、あたかもフロッグに生き物のように動かすことも可能だ。それらを上手く組み合わせれば、子供と一緒に入る時の長風呂作戦は完璧に遂行できそうだ。
しかし、単身者は、うっかりフロッグ風呂栓を取り付けたまま、お湯を入れて、先にお風呂に入った彼女に見つかったりした日にゃ、面倒なことになるかもしれない。偶然にも、彼女の母性本能を刺激してプラス側に働けばラッキーだが、翌日から連絡が取れないという事態も十分あり得る。もしもの場合の言い訳も考えてから、作戦を実行する必要があるだろう。
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お湯を入れ出すと表面に徐々に浮かび上がってくる
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あまり可愛さはないが、子供と一緒ならいろんな遊び方が思いつく
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
フロッグ風呂栓 |
1,500円 |
BEAMS |
(ゼロ・ハリ)
2003/04/09 11:00
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