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目玉親父の弟分のような「BICBOY」でデスクを楽しく!
BICBOY
筆者のお気に入りアイテムである総シルバーのBICは大きすぎ、重すぎだ
横に並べた同世代のお姉さんの方向を見ているように感じるのは筆者だけか!? ちなみに持たせているのBICの「クリスタル・ポケット・ボールペン」
米国のホテルに宿泊すると、必ず備えつけられている「BICのボールペン」は、決して品質が高いとは言えないが、とにかく単価が安いことが最大のメリットだ。
発売前の商品企画の段階で練りに練られ、満を持して登場してくる国産の筆記具と異なり、「BICボールペン」は、50年くらい前に発売された時とほとんど同じデザイン、雰囲気で今も販売されている。カラーコンビネーションは変わったりしてはいるが創業時のロゴマークを今も使用し、既に50才を超えたであろうマスコットキャラクター「BICBOY」は今も健在。米国内の大型文具店のボールペン売り場では時折見かける有名なBICBOYだが、同社の印刷物やパッケージ上に掲載されたモノ以外では、日本国内でほとんど見かけない。
そんなBICBOYだから、いつかはゲットしたいと考えていたら、大阪のBEAMSで偶然にもBICBOYのマスコット人形と遭遇した。それもBICの創業の地である「おフランス製」のモノである。躊躇することなく即購入したBICBOYはかなり重い素材で造られているため、重めのボールペンを持たせても安定感はある。しかし、BICBOYの身長とのバランスを考えた場合、日本では入手が困難だが、BICのショートスケールタイプのボールペン「クリスタル・ポケット・ボールペン」が最適だろう。
「クリスタル・ポケット・ボールペン」が入手できなくても、ごく普通サイズのBICボールペンの後ろ2/3くらいを切り取ってエンドピンを差し替えたり、同様にインク芯を少し切ってしまえば解決する。放っておくと筆記具が散乱し、いざ何か書き物をしようとするとペンがなかなか見つからない、というのが筆者のオフィスの欠点だが、BICBOYマスコット人形はそんな問題をファニーにクイックに改善してくれるのだ。
購入後1週間ほど自宅のデスクで使用していたが、ある日、写真を彼女に見せて自慢したところ、いたく気に入られてしまい、物々交換となった。交換条件は、なんと彼女が使っていたデロンギのエスプレッソ・メーカー。めったにない好条件だったので、即座に了解したのは言うまでもない。今、BICBOYは彼女のデスクで毎日活躍していることだろう。
BICBOYマスコット人形は、どんなに高性能で素晴らしいボールペンを生み出す技術や設備を持っていても国内メーカーには真似のできない、そして真似をしても似合わないウイットに富んだBICのBIGさを示す象徴だ。個性的な商品ではあるので、それほど多くの生産も輸入もされていないだろう。購買対象は限られているかもしれないが、もし見つけたら即買いだ。価格差10倍近いエスプレッソ・メーカーをゲットできるチャンスかもしれない。
日本とフランス、何千kmも離れた地で兄弟のような存在が……
ICの製品周りでよく見かけるBICBOYのグラフィックス・ロゴ
品名
発売元
BICBOY
BEAMS(大阪阿倍野)
(ゼロ・ハリ)
2003/04/03 11:10
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ケータイWatch編集部
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