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ウイークエンドに自宅でこっそり極小プロジェクターを使う
マイクロポータブル・プロジェクターII
ThinkPad X30の上にも楽勝で載っかる驚異的なコンパクトさだ
超格好悪いが、実力はなかなか。マニアの非難は覚悟で、あえてどこにでもある「シーツ」を活用
フルスペックのモバイルパソコンが3kg近くしていた時代には、プロジェクターの多くは10数kg近くあったのはご存じだろうか。ちょっと前まで、客先に出向くのにプロジェクターを持って行くなんてことは相当の覚悟と、徒歩以外の確実な移動手段が必要であった。しかし液晶技術の進歩は、プロジェクターに小型化という大きな変革をもたらした。モバイルパソコンを主たる商品として扱っているIBMでも、最近ではその補完製品として、超小型のプロジェクターを販売している。本日ご紹介する「マイクロポータブル・プロジェクターII」という超小型プロジェクターも、毎日アウトドアで熾烈な競争を繰り広げるIT企業戦士を強力にサポートする。
「マイクロポータブル・プロジェクターII」は、なんと総重量たったの1.1kg。筆者のThinkPad X30と一緒に客先に持って行っても合計の携帯重量はたったの約2.5kgだ。専用リモコンで各種コントロールを行なえるほか、付属の専用USBケーブルでThinkPadと接続することで、より多くの制御をThinkPad側から行なえる。プロジェクター本体には、ビデオ映像端子やS端子も用意されているので、世の中にあるほとんどの映像端子は接続可能だ。マルチメディアを活用し、わかりやすく、説得力のあるプレゼンテーションを天井の電気を消すことなく誰にでも簡単に行なえる時代になった。
今回は、翌週の月曜日にクライアント先に出張し、プレゼンテーションするついでがあったので、週末に会社の「マイクロポータブル・プロジェクターII」を自宅に持ち帰り、リビングルームに大スクリーンを使って仮設の「オーバー100インチ・ホームシアター」を急遽造ることにした。もちろん、普段は自宅にスクリーンはなし、専用のオーディオ装置も持ち合わせていない。まぁ平均的サラリーマンの家庭はそんなものだ。
「マイクロポータブル・プロジェクターII」を中心にして自宅のリビングルームに作り上げた「ホームシアター」は、できる限り白くて模様のない「ダブルのシーツ」の仮設スクリーン。かなりせこいが、これで100インチ超の巨大スクリーンを安価に実現。意外とシーツの折り畳みしわは実際の動画映像投影時には気にならない。サウンド面では、5.1chのオーディオ装置の代わりに低音ブースト回路の入ったBOSE製巨大ラジカセ「AWM」を代用。DVDプレーヤーとしては「ThinkPad Tシリーズ」を利用した。
接続はいたって簡単で、早速、ThinkPadで再生したMPEGムービーでスクリーンサイズを確認、本番の「スパイダーマン」を見ることとなった。普段の約2倍強のスクリーンサイズで見る映画は、同じ映画でもその迫力は圧倒的だ。これからは、月曜日に「マイクロポータブル・プロジェクターII」を使う仕事を予定することが多くなりそうだ。
100円ショップで買った植木鉢台でプロジェクターの高さを調整。超低音のBOSE AWMの出番
テストのMPEGで100インチ超のスクリーンの迫力と、BOSEの超低音で感動
品名
発売元
購入価格
マイクロポータブル・プロジェクターII
日本IBM
438,000円 (IBMダイレクト価格)
(ゼロ・ハリ)
2003/03/27 11:07
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ケータイWatch編集部
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