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10年続く満足感 PaRaDa耳かきとPaRaDaツメキリ
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「PaRaDaツメキリ M」(左)
「PaRaDa耳かき L」
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耳かきはヨーロッパ式渦巻きタイプ
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普通のツメキリとPaRaDaツメキリ(右)、指かけとヤスリに差がある
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皆さんのご自宅にある耳かきやツメキリは何年前に購入したものだろうか。筆者の家にあるものはいつ購入したものか不明で、そもそも購入したのかもらったのかさえ不明である。読者の中にも10年以上前のツメキリをお使いの方も少なくないだろう。昼食を取りながら読まれている方には少々申し訳ない話だが、歳をとって耳く○とか鼻○そが増えたような気がする。鼻はともかく、耳は耳かきがないと指では何ともならない。元々我が家にある耳かきは、何処か旅行先で購入したもので、竹製のごく一般的なものだ。耳く○が増える→沢山取れる→気持ちいい、となりいつしか耳かきが好きになっていた。
耳かきフェチとなった筆者は、ある時モノ雑誌に心躍らせられる耳かきを発見した。金属製の耳かきは片方はごく普通のスプーン型、もう一方はヨーロッパ式と言われる渦巻き型のコンビネーションタイプとなっている。持つところはメッシュが入っていて高級感に溢れている。メーカーはひげ剃り等で有名なフェザー。早速、地元名古屋の東急ハンズに買いに行くが見あたらなかった。東京へ出張した際にも探してみるが見つけることはできず数カ月が経っていた。
名古屋の北、岐阜県関市は歴史的に有名な刃物の街である。市内には刃物博物館やナイフ博物館がある。有名企業ではフェザーの工場や貝印の本社も関市にある。たまたま家族で近くを通った際に刃物博物館を覗いてみた。そこの案内板で百メートル程の所にフェザー博物館があることを知り訪問してみた。博物館自体も充分楽しめる内容であったが、売店でついにあこがれの耳かきに出会うことができた。嬉しさと勢いでシリーズとなっているツメキリも購入することとなった。
まずは耳かき。雑誌で見た通り他の耳掻きにはない高級感がある。肝心の使い心地は……普通だった。待ちこがれた分だけ期待が大きすぎた感はあるが普通の耳かきと特に変わるところはなかった。ヨーロッパ式もスプーン式を大差はなくどちらかと言えば、長年慣れ親しんだスプーン式の方がシックリくる。とはいえ、この高級感は持つ喜び、使う喜びを感じさせるところはあり、おそらく10年以上我が家で活躍してくれると思うと満足度は高いと言えよう。
次に一緒に購入したツメキリ。これはハンズ等でよく見かけるもので、その気になれば何時でも購入は可能だ。こちらは持った瞬間に違いがわかる。親指を掛けるところが凹型のR形状にデザインされていて、抜群の安定感がある。切れ味もサクッサクッと気持ちよく切れる。筆者は爪切りのヤスリ部分を使うことはないが、通常のヤスリと比べるとメッシュ状の刃は見ただけで従来のものより期待ができる。こちらも10年以上使う喜びを感じながら爪を切ることができそうだ。
たかがツメキリ、たかが耳かきではあるが、わずか1,000円程度で長年にわたり満足できる高級感に筆者は大いに満足している。耳かきフェチでない方にも十分お奨めできる一品と言えよう。
品名 |
発売元 |
購入価格 |
PaRaDa耳かき L |
フェザー |
1,100円 |
PaRaDaツメキリ M |
1,200円 |
・ 製品情報
http://www.feather.co.jp/jGeneral_M_Souha.htm
・ フェザー
http://www.feather.co.jp/
(奥川浩彦)
2003/03/03 11:20
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