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ちょっと怪しくシュールなFM専用ラジオ「パネル・ラジオ」
「パネル・ラジオ」
一見してスピーカーユニットのようだが立派なFMラジオ
生活必需品でない商品では、同じテクノロジーを使用していても、価格がピンからキリまでというものがある。異論もあるだろうが、たとえば自動車や腕時計、オーディオ、楽器などもそうした商品だと筆者は考えている。本来の機能としては正確な時刻を伝えるということだけが目的の腕時計だが、百円ショップで売られている腕時計と5億円もするパテックフィリップ社の腕時計では「時刻を知る」という点ではほとんど同じでも、その価格差は500万倍違う。
そこまで極端でなくても、楽器や自動車にも同じようにかなりの開きがあるはずだ。近来、不況のどん底にあるオーディオ業界もその中の1つだ。各社は超高級路線でいくか、薄利多売のチープ路線でいくか頭を悩ませている。少ない従業員数と資金力、特徴のあるテクノロジー、そしてブランド戦略に長けていれば、オーディオ界のヴィトンになれるかもしれないが、オーディオ大企業ではこれもなかなか難しい選択になる。
ある程度、経験の蓄積とデジタル技術の必要な高級コンポーネントオーディオの世界なら良いが、AM/FMラジオやCDラジカセなどでは、誰が作っても一般消費者にはその技術差がほとんど見えない・感じない世界になっている。こうした製品では「低価格に勝る長所」はまず見あたらない。次に、見せかけのデザインらしきモノが重要だ。
本日、ご紹介する「パネル・ラジオ」もそんな技術競争が一段落着いた後の商品なのだ。一辺約20cm弱の正方形の透明プラスチック・パネルの中央に約60mmのフルレンジスピーカーを搭載したFM専用ラジオだ。特徴的なのは、四角いパネル全体をストッキングのような素材でカバーしたフロントグリルを採用していることだ。デスク上に置く場合には、背面からペデスタル・スタンドが飛び出し、また壁面にハンギングでも使用することはできる。
FM専用であるが、オートチューニング・システムを採用しており、サーチボタンを押すだけで、受信できるFM局を自動的に選択して停止、放送を再生してくれる。音量調整つまみを含むこれらのコントロール部分は、一見して自転車やバイクのチェーンのような形状をしており、スピーカーユニットの側面に取り付けられている。デスク置きする場合やハンギングの形態によっては、コントロールは上側になったり下側になったりするが、見かけ上の違い以外にそれ程大きな意味はない。
FMアンテナは四角いスピーカーボックスの内側を引き回されているが、感度によっては外部に引き出すことも可能になっている。筆者の購入した赤色以外にも何色か発売されているので、部屋ごとに異なる色を購入したり、FM局ごとに専用カラーのラジオを使用するなんてことも単価を考えた場合には、十分可能な遊びの範囲だろう。
単4電池2本でなかなかシュールな音を聞かせてくれる
超軽量でコードレスなので家中どこでも持ち歩いて活用できる
品名
購入価格
購入場所
パネル・ラジオ(FM専用)
1,200円
大阪 なんばCITY Glammour(06-6644-2669)
(ゼロ・ハリ)
2003/02/04 11:16
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ケータイWatch編集部
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